2001年 5月12日
PENGUIN NIGHTS 52
HP作成スタッフ欠席の為、一介のファンの福娘がレポートします。
い、痛い、石を投げないでくれい。
1部
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2部
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1 初 夏
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1 想い出を雨に流せば
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2 首里の夜明けは
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2 めい・どりーむ
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3 海に独り
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3 ブルース色の雨に濡れてる
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4 海の音が聞こえる
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4 Shiny Blue
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5 飛騨路
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5 レア・ケース
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6 ガラスのマドンナ
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6 瞳を閉じて過去を撃て
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7 Real Road
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7 満月の夜
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8 約 束
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アンコール曲
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NEGURA FAR
AWAY
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キャンバス・トップ
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シーズン by ROKU
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作詞作曲 田野ユタカ (一部2・作曲・深野義和/二部4・作詞・仲田修子/二部6・作詞・柳川真寿美)
ライブ・レポート
前日までのはっきりしない天気がウソのような初夏の陽射し。
『ビールがうまいぞ』なその日、田野氏のライブは行われた。
そして一発目の曲が「初夏」!彼は気象予報士なのか?
今夜のキーワードは『沖縄』。(そして裏キーワードは『八ヶ岳』)
「沖縄の曲をやる」というのは、前回のライブ後の予告もあるが、
奇しくも、プロデューサーである深野義和氏が今夜はラジオのお仕事で沖縄にいるのだ。
深野氏といえば「みんなのアニキ・田野さん」のさらに兄貴分。『ひいお兄さん』である。
田野氏にとって深野さんが見ていないライブは、ガードルを穿かずに
タイトスカートを着ているみたいな気分なのではないだろーか?
しかし、田野氏のひきしまったお尻はゆるむことはなかった(笑)
確かな歌と華麗なホセギターで、お客を楽しませてくれた。
1部は、どちらかというとしっとり系。
八ヶ岳をイメージさせる「初夏」から、歌の旅は沖縄へ。そして飛騨高山。
ホセ氏は最近仕事でまさにこの飛騨路を通ったそうだ。
本当に歌通りの、まったりとした雰囲気のいい土地なのだそうだ。
だが、コンビニがないので困ったそうである。
ミディアムテンポからスローバラードの落ち着いた曲が続く。
あ、「ガラスのマドンナ」、感じが変わったと思っていたら、
八ヶ岳のロク氏アレンジによるアルバムバージョンであるらしい。
そして、これもある意味旅の歌かもしれない、「Real Road」。
感動的なメッセージソングで1部終了。
2部は一転して、シティ派らしいお洒落でノリのいい曲が多くなった。
レコーディングを続けている為なのか、歌い方が変わった?
歌に『強さ』が出た気がする。歌が強くなって説得力も強くなる。
ホセ氏とのコーラスの迫力も増す。
ラストは八ヶ岳の曲「約束」。5月には、やはりこの歌が聞きたい。
毎年聞いても予定調和を感じさせない、心のこもったボーカルだった。
そしてアンコールでロク氏登場。リハ無しだそうだ。
ホセ氏曰く、普通、皆様がライブで「乱入」と言う場合も実際はリハしているそうだが、
今回のは本当にリハ無しだという。そういえば、ロク氏、さっき着いたばかり・・・。
でも、そこは息の合った三人のこと。
田野氏のヘアメイク担当(メイクしてるのか?)シザーズハンド氏愛用のギターも
ロク氏と相性ぴったり。
ノリノリライブも、最後はロク氏の弾き語りでしっとり終わった。
高円寺に居ながらにして、ずいぶん遠くまで旅をした気がする。楽しい夜だった。
乾杯!
by ★ 福娘紅子
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田野ユタカの ライブ後記