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マジョラムのLIVE REPORT♪

♪田野ユタカ CD発売記念LIVE2♪

2002年5月11日(土) 八ヶ岳パームスプリング

心配されていた雨も上がり、吉祥寺Be-Pointに続く
CD発売記念LIVE第2弾の日がとうとうやってきました。
土曜日の夕方、車に楽器を積んでいつものメンバーが
ここパームスプリングに集まり始めました。
店の中ではもう本番直前リハが始まっています。
緊張もちょっぴり入り混じった、
でも気合たっぷりの田野さんの顔も・・・。
リハなのにトークが始まってしまうほどのいいテンション。
午後8時をちょっと回ったころいよいよLIVEの始まりです。

   一部

  1.僕の部屋へ [作詞・作曲 田野ユタカ]                  (ソロ)
    最初の曲はパーム初公開のこの曲。
   ♪
このドアを開けたら君はもう自由さ〜♪なごやかなムードで始まりました。
    それにしても田野さんの曲まだまだ知らないのいっぱいあるな〜。


  2.朝を待ってる
[作詞・作曲 田野ユタカ]                  (ソロ)
    アルバム紹介のなが〜いトークのあとは、沖縄の那覇の夏を歌った曲。
    歌もギターも気合が入ってきたぞ〜。
    曲が終わったとたん「そんなに飛ばしちゃって大丈夫〜!」のかけ声が・・・
    山で海の歌、なかなかいいですね〜。


  3.What You Have Given Me[作詞 yako 作曲 田野ユタカ]      (ソロ)
    田野さんのホームページに寄せられた、ある女性からの作詞投稿から生まれた曲。
    なんとも切なく悲しい恋の歌。その女性の思いがありありと伝わってくるようで、
    同じような恋をした人、してる人、そんな恋を一度くらいしてみたかった人、
    そんな恋はいやだっていうひと、皆それぞれの思いで聴いてたのかな。
    シ〜ンとしてました。


  4・四万十川 [作詞・作曲 田野ユタカ]       with FREEDOM、山本サッチャン)

    さて、ここでいよいよフリーダムの登場。八ヶ岳LIVEには欠かせない存在。
  田野さんもギターを置いて歌(とトーク)に専念。
  イントロはBBSでも心配されていたサッチャンのケーナから。
  半音連続のケーナ吹き泣かせのメロディー。でも大丈夫、胸に染み入るようないい音色です。
  前の晩飲みすぎて声が出るか心配だったパーム鈴木のハモリもバッチリ。
  ん〜、やっぱりいいですね〜、田野ユタカとフリーダム。なんか故郷へ帰ったような安堵感が・・・

5.京都・紅 [作詞・作曲 田野ユタカ]                    with FREEDOM
  今日は原曲のフルコーラスバージョンで、CDよりも少々アップテンポ。
  CD
を聞きながら練習したというパーム鈴木は、思わずCDに向かって「遅いぞー!」と叫んだそうな。
  あんたの曲じゃないでしょ!っつーの!
  千草さんの透明感のある美しい高音が田野さんのバックで響きます。シットリと聴かせてくれました。

  6.約束 [作詞・作曲 田野ユタカ]                                      with FREEDOM
     一部の最後は八ヶ岳LIVEでは絶対に欠かせないこの曲。
    田野さんの歌って、聞いてると自然に情景が浮かんでくるよね。
    きっとみんなそれぞれのイメージでいろんな情景を思い浮かべながら聞いてるんだろうな〜。
    バーボン飲んで当てたパーム鈴木ご自慢のギブソンもいい音出てるよ〜!


   …ということで一部が終わり、ここでちょっと休憩。・・・でも次は私の出番だ!チューニングしなきゃ!


   二部
  1.ガラスのマドンナ  [作詞・作曲 田野ユタカ]       with ROKU岩切、山本、原田)
    2部の最初はROKU岩切さんのアレンジでアルバムにも収録されている「ガラスのマドンナ」。
    私もチャランゴという中南米の弦楽器で参加させていただきました。
    今日の4人そろっての「ガラマド」完全版???に向けて、リハもバッチリ。
    エンディングのレインスティックは誰かが笑い出すまで続けるって事だったのに誰も笑ってくれず、
    ひたすらレインスティックを回す。すご〜い焦った私が結局笑ってしまってやっと終わり。
     ROKUさんの陰謀でした。

  2.Dear Mermaid [作詞・作曲 田野ユタカ]            with ROKU岩切)
    私の出番は終わりひと足お先にサッチャンと「乾杯!」。
    冷たいビールをゴクゴクっと飲んだところで始まったのがこの曲。
    ウ〜ン、大好きな曲。最高のタイミング!
    ♪
その目を見つめ返して恋に落ちよう♪」何度聞いてもドキっとするフレーズ。
    誰だって、いくつになったってそんな恋をしたいよね。
    それにしても田野さんと
ROKUさん、2人でギターを持って並ぶとなんかキマッてるよ!

    曲が終わると遠距離恋愛?で育んだ2人の息の合った軽妙なトークが始まり、
    ギターの話しから何故かあの「ブラック・スキャンティーズ」の話に・・・。
    客席も一緒になってピンクがいいのパープルがいいのとしばし大盛り上がり。
    なんでこういう話になるとこんなに盛り上がるんだ〜!そんなことよりどうやって次の曲につなげんの〜?


  3.十二単 [作詞 柳川真寿美 作曲 田野ユタカ]   (with ROKU岩切)
    異様な盛り上がりの中で、田野さんのテンションも上がり気味?
    大きく深呼吸をして気持ちを切り替え歌い始めると、さっきまでの雰囲気とは打って変わって、
    ピーンと張り詰めた空気が・・・。
ROKUさんのギターも聴かせます。2人の声のハーモニーも最高!
    この辺で八ヶ岳の神様が降りてきたような気がしたのは私だけ・・・?なんか空気が変わったよ。

  4.ブルース色の雨に濡れてる [作詞・作曲 田野ユタカ]with ROKU岩切)
    田野さんのブルースハープ、ROKUさんの高音のハモリ、2人のギターのストローク、
    すべてが気持ちよくキマってる。お酒がおいしいよ〜!
    あの饒舌(?)だった田野さん、口数が少なくなりどんどん曲を進めます。


  5.オブラート [作詞・作曲 田野ユタカ]          with ROKU岩切)
    ステージの2人も客席も最高潮。迫力ある!う〜ン、それにしても大人の歌ですね〜。

  6.CANVAS TOP [作詞・作曲 田野ユタカ]        with ROKU岩切)
    この曲もパームではおなじみの曲。ROKUさんのギターの聴かせどころもたっぷり。

  7.主のない部屋 [作詞・作曲 田野ユタカ]          with ROKU岩切)
    いよいよ最後は、アルバムのタイトルにもなっているこの曲。最後のわけないけどね。
    きれいな花束をもらってニコニコの2人。まだまだこれからだよ〜!



  アンコール1.背中合わせ [作詞 田野ユタカ 作曲 佐藤房夫] (with ROKU岩切)

  ♪十九の俺じゃない十九の君じゃない昨日なんか忘れて2人飲み明かそう
  歌詞なんか忘れても気にしない(?)と〜ってもいい顔して歌ってたよ!エンディングもキマったね!

アンコール2.NEGURA FAR AWAY [作詞・作曲 田野ユタカ] with ROKU岩切)
  これもパームには欠かせない歌。男声のハモリがなんとも気持ちいい。まだまだ終わんない。

アンコール3.約束 [作詞・作曲 田野ユタカ]              with ROKU岩切)
 今日2度目の約束。今度はROKUさんと2人のバージョン。
 いや久し振りとは思えない息の合った演奏でした。
 そういえば田野・
ROKUコンビの約束は初めて聴きます。

アンコール4.綺麗事のマジシャン [作詞・作曲 田野ユタカ]    with ROKU岩切)
 これは客席からのリクエスト。最後の最後まで気合の入った歌と演奏、お疲れ様でした。


なが〜いLIVEが終わり、周りを見回すと
なんだかみんな十歳位若返ったようなすっきりした顔してる。
田野さんの歌は忘れてしまった何かを刺激してくれるのかな。
17年間通った「パームスプリング」でのアルバム完成LIVE、
ステージと客席がひとつになったほんとにいいLIVEでした。
八ヶ岳の神様も満足して山へ帰って行ったし・・・
パーム特製のキムチ鍋で朝まで宴会だ〜!

                               By マジョラム