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【ライヴin MARQUEE REPORT】

 
 雨上がりの日曜日。
 陽射しは強いけど空はもう高くて、江古田の駅ではお神輿を担ぐ小学生がわらわら…。
 街の風景は少しずつ秋へと移っています。
 今日は、田野さんのライヴin 江古田MARQUEEです。
 ライヴって日が落ちてから始まるものだと思っていたけど…
 あるんですね、午後2時からの昼下がりライヴ。

 今回は、某地よりなないちひろが仕事時間をサボって(?)レポートさせて頂きます。

 
 今回のテーマは「継続」
 田野さんがMARQUEEでライヴをしていた頃に知り合った友達(後輩?)で、
 今も歌い続けている方達が大橋さんを中心に集まっての合同ライヴとのこと。


 出演者は、猿田賢一さん、ERIYAさん、大橋渡さん、そしてご存知田野さんの4人。
 私はMARQUEEも始めてなら他の3人の方も始めて。
 田野ファンの中では伝説のMARQUEE。(!?)
 どんなライヴになるのか楽しみです!
 

 MARQUEEは、江古田駅から歩いて5分。
 地下へ降りる階段の壁には、なにやらすごそうなGUESTの名前のポスターが。
 会場は思ったより広くて、しかも鏡張りだ…。
 一体これまでに何人の人がここに集って来たんだろう。
 田野さんが、MARQUEEでライヴをしていた若かりし頃(今も若いけど!!)を想像したりして。

 
 トップバッターは、【猿田賢一さん
 名前に見合わず?物静かそうな人。
 …そして、かなり上がっておられたご様子。汗を拭き拭き5曲を熱唱。
 緊張がほどけて、やっと気持ちよさそうに歌える頃にラストソングなのが残念でした。
 猿田さんの曲は、全体的にナイーヴな印象。
 せつない系の詞は、ご本人の作なのでしょうか。
 あの…差し出がましいようですが…
 もう少しお腹の肉が少なかったら、かなりカッコイイ線の方だと思います。


 
 二番手は、【ERIYAさん
 妙に落ち着き払ったクールな印象…が、チューニングがおかしかったのですね。
 しきりに弦をいじるけど納得が行かない様子。
 私はギターのことはよくわかりませんが、
 上の方から弦がぶらんぶらんしてるのは、ご本人のこだわりなのでしょうか?

 「チューニングは気にしない!!」と半ばヤケクソ気味に断言してからは、
 本調子で歌われていたみたいです。

 でも、やっぱり落ち着いていて、ちょっと脈拍を測ってみたい気になりました。
 …緊張しないのかなぁ…。
 男っぽい印象の詞が多かったかな。猿田さんとは対照的でした。

 
 三番手は、【大橋渡さん
 正直言って、最初は度肝を抜かれました。う〜ん、あれは魂の叫びか。
 サングラスに金髪、赤いシャツで「Wow〜」って。
 すごい!恐い!!どうしよう!!!
 …が1曲目が終ってMCに入ったら、いきなり気さくなあんちゃんみたいな口調になって。
 場慣れているのでしょう、起承転結の「転」な感じのお話しをされて。

 う〜ん、さっきの歌とのギャップが。
 それに田野さんが就職の保証人!?この二人の関係って…。
 大阪のミノヤホールの面接はどうだったのでしょう?
 あんなにパワーのある歌を唄える方です。
 大阪でも、きっとどえらいライヴをするのでしょう。

 
 最後は…待ってました!
 【田野さん】パンパカパーン☆・゜。・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★


 今回は、「終わりゆく夏を惜しむ」って選曲でしょうか。

 定番のバンダナは今回は迷彩色。
 Tシャツの上にオレンジのシャツを羽織ったいでたち。
 
 1曲目は「渚のバケーション」(作詞:作曲 田野ユタカ)
 夏の曲は、花火みたいに散っちゃうイメージがあったのですが、
 これはその先を感じさせる曲。
 終わりじゃなくて、始まりなんです。
 …う〜ん、田野さんのレパートリーは広い…。
 
 2曲目は「夏色のドレスで」(作詞:作曲 田野ユタカ)
 夏の恋の定番。熱くて、でも、終わりはせつなくて…そんな曲。
 白いフレアーのワンピースかな…>夏色のドレスは。
 ちなみに田野さん、いくつ恋をしたら、こんなに沢山の曲ができるんですか?
 
 3曲目「月影」(作詞 なないちひろ : 作曲 田野ユタカ)
 お恥ずかしながら私の詞に田野さんが曲をつけてくれました。
 曲を聴くのは始めてでしたが、イメージとぴったり合っていて、我ながら感激!!
 …とは言いつつ、私も手に汗握って聴いていたので、どこまで聴けていたか…。
 田野さん、Special Thanks!!
 
 4曲目「口紅」(作詞 片桐芳 : 作曲 田野ユタカ)
 この曲は、これまでと打って変わって大人の女性の曲。
 私に似合う口紅とあなたに似てる恋人。(…たぶんそんな感じ。)
 もうどっぷり…女心です。
 田野さん、女性が主人公の歌が似合うかも。
 甘ったるくなり過ぎないで、強がりな所もあって。
 
 5曲目「君がいた海」(作詞:作曲 田野ユタカ)
 夏の恋を終らせる瞬間。もう少し…あと少しって気持ちを唄った曲。
 終わりが見えてても好きになるの?
 終わりが見えてるから好きになるの?
 
 ラストソング「風に吹かれている」(作詞:作曲 田野ユタカ)
 「オシリがかっちん?」とかで、アンコールができないこの日のホントに最後の曲。
 人はどこから来て、どこへ流れて、どんな思いで…
 と色々なことが頭をよぎる大きな曲。
 今回、MARQUEEで演奏した4人の歴史とこれからも流れる時間と。
 それを見ている私達の今とこれからと。
 妙に愛しくなりました。
 
 演奏された皆さん「もう○○年も経っちゃいました」って話していましたが、
 皆さん、充実した、とてもいい顔をされていました。
 それにすごぉく楽しそうで、懐かしそうで、仲間っていいなぁって思いました。
 江古田MARQUEEで元気をもらった1日でした。
 猿田さん、ERIYAさん、大橋さん、田野さん、
 ☆☆☆素敵な一日をありがとう☆☆☆

  なないちひろ