一部
1.星の海(作詞・作曲:田野ユタカ)
2.no one in the
beach(作詞・作曲:田野ユタカ)
3.Shiny Blue(作詞:仲田修子 作曲:田野ユタカ)
4.Dear Mermaid(作詞・作曲:田野ユタカ)
5.天城 中伊豆 誘い旅(作詞・作曲:田野ユタカ)
6.ガラスのマドンナ(作詞・作曲:田野ユタカ)
7.ブルース色の雨に濡れてる(作詞・作曲:田野ユタカ)
二部
1.朝の雫(作詞・作曲:田野ユタカ)
2.1009(作詞・作曲:田野ユタカ)
3.瞼に夏を焼きつけて(作詞・作曲:田野ユタカ)
4.十二単(作詞:柳川真寿美 作曲:田野ユタカ)
5.美学(作詞・作曲:田野ユタカ)
6.チャイナ・チャイナ・チャイナ(作詞:秦美奈子 作曲:田野ユタカ)
7.満月の夜(作詞・作曲:田野ユタカ)
8.僕の部屋へ(作詞・作曲:田野ユタカ)
Enc.背中合わせ(作詞:田野ユタカ 作曲:佐藤房夫)
七夕祭り(作詞・作曲:田野ユタカ)
何年振りだろう。田野さんのライブに来たのは・・・。電車に揺られながら、
田野さんに出会った十年以上前のライブの日から、毎回聴きに行っていた、
そんな頃の色々な思いが駆け巡った。「今日は全てを無にして聴いてみよう・・・」
と思いながら「奇聞屋」のドアを開いた。
普段はクラシック系の音楽を主に演奏されているらしく、
木のぬくもりがあって、小綺麗で落ち着いた雰囲気。
そしてJoseさんが一目惚れしたという、White
& Black のobのギターが、
いつもの二人の位置とは左右逆に立てかけられ、光っている。
・・・今日はお酒抜きで見てみたいと思った。
曲が始まる。透き通った曲に透き通った歌声。それは裏切らなかった。
むしろ、昔よりも優しさと強さを感じた。二曲目からはJoseさんがサポートする。
一部には新曲が二曲入った。どちらも東京では初めて演奏するとのこと。
最初の新曲「no one in the beach」はイントロからJoseさんギターがとても色っぽい。
サビのかけ合いも気持ち良く、カラッとした夏空のドライブを空想させ、
凄く凄くかっこいい!
後の新曲「天城 中伊豆 誘い旅」では、田野さんが初めて天城越えした時は、
なんとJoseさんと一緒だった、というエピソードを披露。二人でわさびソフトを食べ、
Joseさん曰く「体中をわさびが殺菌してくれる食感」なのだそうで、
更にアルコールとダブル殺菌だった・・・とか(笑)。
そんな楽しい男二人旅の中で生まれた曲なのだそうですが、
こうした経験から生まれてくる曲があるって、なんかとてもいいですネ!
田野さんらしい、Dマイナーの優しい曲でした。
「Dear Mermaid」もイントロからギターがとても色っぽい。
そして驚いたのが「ガラスのマドンナ」。艶っぽい仕上がり。
とても洗練されているのがわかった。最初語りかけるように優しく歌い、
サビで心臓に突き刺さるような二人のハモリは鳥肌ものでした。
全体的に昔と少しずつ、素敵に変わってきていると感じました。
二部の一曲目は新曲で「朝の雫」。
Gマイナーの清んだメロデイーにとても癒され、心に染み入りました。
そして、今日のライブコンセプト「夏」の爽やかで軽快な曲、
田野ワールドなしっとりした歌、重たい歌、パワーを感じる歌、
色々な顔を見る事が出来ました。中でも美学はJoseさんのギターが
田野さんの歌をより盛り立て、引き締まっていて素敵でした。
そしてアンコール・・・。本当にあっという間でした。
もっと聴いていたい、素直にそう思った。
田野さんにはJoseさんがいつもいてくれて、
田野さんの気持ちをいち早く感じ取って音にして表現してくれる。
そして田野さんが、整った安心感の中でのびのびと歌う事が出来る。
そんな二人はとても素敵に見えました。それはきっと昔よりもっともっと深く・・・。
最後に一言・・・
MCはずっとずっと、お茶・みかん・ひつまぶし・みそかつ・わさびソフトetc・・・
これでもかってくらい食べ物でした(笑)。これだけ食べ物ネタ一筋なライブも凄い!
でも、食べ物ネタ・・・お客さんもかなり、食いついていましたよ♪
by SNOW
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