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2005年10月29日(土)

田野ユタカ LIVE“京都・紅” レポート

於:五条烏丸“パーカーハウスロール”


by 舞

 
 秋まだあさい京都の一日。
 朝からの雨も上がり、
ライブを待ち望むようなお天気になりました。

 今回は受付をお手伝いする関係で、リハーサルから見せていただけました。
 LIVEハウス内の音の響きを聴きながら、PAさんとの綿密な音響設定に、
 これからLIVEが始まるというドキドキ感が高まってきます。

 本日のLIVEは、夏から秋への季節の移り変わりをイメージしたとの言葉の通り
 さわやかな曲から始まりました。


 T部 1.1009
         (作詞作曲:田野ユタカ)

    2.まぶたに夏を焼きつけて

         (作詞作曲:田野ユタカ)

    3.思い出が重たすぎて
         (作詞作曲:田野ユタカ)

    4.ブルース色の雨に濡れてる
         (作詞作曲:田野ユタカ)

    5.ガラスのマドンナ

         (作詞作曲:田野ユタカ)

    6.十二単

         (作詞:柳川真寿美 作曲:田野ユタカ)

    7.チャイナ・チャイナ・チャイナ
         (作詞:秦美奈子 作曲:田野ユタカ)

    8.僕が君に想う事
         (作詞作曲:田野ユタカ)


 夏から秋へと深まる季節感へと加えて、
 若々しくかろやかな曲から徐々に移りゆく心を写しているかのように
 曲は進んでいきます。

 「ガラスのマドンナ」「十二単」では、
 田野さんの清く透きとおるような声と共に、
 大人の色気を感じさせる雰囲気が漂います。
 そして一気に会場全体が田野さんの世界へと引き込まれていきます。

 続く「チャイナチャイナチャイナ」では、
 軽やかな曲調にみなさんもリズムをとります。
 「僕が君に想う事」をしっとりと歌いあげ、T部は終了しました。


 U部 1.大和路

         (作詞:田野ユタカ 作曲:深野義和)

    2.京都
         (作詞作曲:田野ユタカ)

    3.LOVE LETTER
         (作詞作曲:田野ユタカ)

    4.生きる理由【new】
         (作詞作曲:田野ユタカ)

    5.瞳を閉じて過去を撃て

         (作詞:柳川真寿美 作曲:田野ユタカ)

    6.芝居仕掛け
         (作詞作曲:田野ユタカ)

    7.オブラート
         (作詞作曲:田野ユタカ)

    8.京都・紅
         (作詞作曲:田野ユタカ)

    9.風に吹かれている
         (作詞作曲:田野ユタカ)


   Enc.背中合わせ

        (作詞:田野ユタカ 作曲:佐藤房夫)

   Enc.CANVAS TOP

        (作詞作曲:田野ユタカ)

 U部は田野さんのソロ3曲から始まりました。
 「京都」では、1フレーズ歌うごとに
 歌詞にも出てくる田野さんの想い出の話を懐かしそうに話してくださいました。

 ・イノダコーヒー … いつもあの席でコーヒーを飲んでいた。
            今は建て変わってしまって残念…。
 ・からふね屋   … 京阪電車がまだ地上を走っていて、
             いつも鴨川越しに電車を見ていた…。
 ・シャンクレール … 好きな小説に登場する場所で一度行ってみたかった…。

 などなど・・・、
 本当に京都が好きなんだなぁと感じさせる話がたくさん聞けました。
 また前回京都へ来られた時は、大徳寺を“マツケンサンバ”で歩いたという
 おもしろいエピソードも話してくださいました。
 曲と曲の間には、プレゼントコーナーがあり、
 ジャンケンで勝ち残ってプレゼントをいただいた方は嬉しそうでした。

 今回の京都LIVEの新曲「生きる理由」は、
 『重い曲だね』と言われていましたが、とても心に響く歌詞で感激しました。

 アップテンポな曲が続いた後、
「京都・紅」では京都の情緒あふれ風景が目に浮かびます。
 そして名残り惜しくも終盤へとさしかかります。
 余韻を残しながら「風に吹かれている」で締めくくりました。

 アンコールはいつもより多く(?)「背中あわせ」と「キャンパストップ」♪
 なりやまない拍手の中、京都LIVEは終わりました。

 LIVEハウスは心地よい照明で、食事もおいしく、
 マスターやお店の方の気配りのよさで楽しく時を過ごすことが出来ました。
 東京・福岡・伊豆・名古屋・和歌山・大阪・宇治そして地元京都など、
 全国各地からお集まりいただいたみなさま!楽しい一時となられたでしょうか?

 田野さん!JOSE有海さん!また京都でお会いしましょうネ!

                                     by 舞 でした