PROGRAM♪
一部
① no-one in the beach 作詞作曲:田野ユタカ
② 海の音が聞こえる 作詞作曲:田野ユタカ
③ 風になる 作詞:七井ちひろ 作曲:田野ユタカ
④ 星のゴンドラ 【New】 作詞作曲:田野ユタカ
⑤ ガラスのマドンナ 作詞作曲:田野ユタカ
⑥ 十二単 作詞:柳川真寿美 作曲:田野ユタカ
⑦ チャイナ・チャイナ・チャイナ 作詞:秦美奈子 作曲:田野ユタカ
⑧ 約束 作詞作曲:田野ユタカ
二部
① 5月になれば 作詞作曲:田野ユタカ ◇ソロ
② 別れの数え唄 作詞作曲:加藤登紀子 ◇ソロ、カバー曲
③ Love Letter(with 中村友美) 作詞作曲:田野ユタカ ◇ゲストコーナー
④ またね(with 田野ユタカ) 作詞作曲:中村友美 ◇ゲストコーナー
⑤ ブルース色の雨に濡れてる 作詞作曲:田野ユタカ
⑥ Fan 作詞作曲:田野ユタカ
⑦ 芝居仕掛 作詞作曲:田野ユタカ
⑧ ジェッダの風 作詞作曲:田野ユタカ
⑨ Real Road 作詞作曲:田野ユタカ
アンコール
① だけど瞳は空を見ている 作詞作曲:田野ユタカ
② 背中合わせ 作詞:田野ユタカ 作曲:佐藤房夫
③ 鏡の中の東京タワー 作詞作曲:田野ユタカ
5月4日ライブレポート
今回のライブレポは、ゲスト出演させて頂いた、中村友美が担当させて頂きます。
リハーサルに向かうと、すでに音響の加藤さんがセッティング中。
毎回機材を持ち込んで、良い音作りをしてくれるのだとか。
田野さんの音へのこだわりと、お客さんへの愛を感じますね!
リハーサルの田野さんは、短い和風のバンダナにTシャツというラフなお召し物に、
グラサン(←フェチの私にはツボ)!
ご来場のお客様お一人お一人の席を考えて、スマートに案内する姿はまさにダンディー!
禁煙席と喫煙席を分けてくださるお気遣いは、煙が苦手な私としてはとても有難いです☆
本番ギリギリまで、このままでやるか、途中で着替えようか、悩んでおられましたが、
本番は、気合いの入ったダンディーな衣装とロングバンダナに着替えて登場!
GW中にも関わらず奇聞屋さんは満員のお客様!
その中で、軽快なリズムに乗り、バケーションソング「no-one in the beach」から、
いよいよライヴ本番がスタートです♪
美声で巧みなメロディーラインを奏でる田野さんのステージに欠かせない存在である、
Jose有海さんがギターとコーラスをサポート。
Joseさんのギターには毎回心が釘付けになってしまいます!
2曲目の「海の音が聞こえる」ではサビのベースラインにうっとりしちゃいました☆
続いて田野さんのブルースハープから始まる「風になる」。
この曲は、HPのQ&Aコーナーで生まれた曲なのですね!
ファンの方との交流を大事にする、田野さんには脱帽であります!
続いてお待ちかね、新曲「星のゴンドラ」!
これはタイトルを見た瞬間から、ヤラれました☆
けなげな女性のセリフ調の歌詞は、切ないサビのメロディーと相まって、
心の奥まで響いてきました!
そんな余韻に浸っているうちに、そして自分の出番が近づいて来たことに気がついて、
ドキドキしながら「ガラスのマドンナ」を聴いていましたが、
レポートを書く使命を思い出し、我に返る私(笑)。
続けて「十二単」へ。和のメロディに大和言葉の詞が乗って、
古の平安の時代へと誘われるかのような作品ですね。
Joseさんの渋いギターが心に染み渡ります♪
少しMCを入れて、「チャイナ・チャイナ・チャイナ」。
今度は中華風のメロディに乗せて、中華街へと誘われました☆
サビのフレーズは、スキップしたくなるような、軽快なメロディ。
“忘れチャイナ”とか、ダジャレが入っているのが、面白い☆
1部の最後は、「約束」。5月で閉店してしまう八ヶ岳のCaféのお話をされました。
長年お世話になった、大好きなお店だったのだとか。
八ヶ岳と、そこに暮らす皆さんへの愛を込めて歌う田野さん。
その温かい声は、私たちの心にも田野さんの優しさが伝わってきて、
温かい気持ちになりました。
休憩を挟んで、2部に突入!
田野さんの弾き語りで、ライブのタイトルソング「5月になれば」からスタート♪
“寄り添えば生きられる’ ‘新しい命が生まれて来るのだろう’という歌詞に、
私は最近誕生した姪っ子の事を思いながら聴いておりました。
歌はその時々に感じる事が違うから、何度聴いても新しかったりするんですよね!
2曲目は、加藤登紀子さんの「別れの数え唄」。
田野さんが小学校の頃、加藤登紀子さんのデビュー曲「一人寝の子守唄」がヒットし、
これはその次に出した曲なのだそうですが、とても好きな曲とのこと。
カラオケには入っていないそうですが、隠れた名曲・・・なんですね!
さて、いよいよゲストコーナーがやって参りました!田野さんにステージに呼ばれる私。
丁寧に私の紹介をして下さり、「Love Letter」のピアノとコーラスを添えさせて頂きました!
この歌は、田野さんの曲の中で、私が一番好きな曲☆
何度も出てくる‘君が好きで~’のフレーズが心に残る、素晴らしい作品ですよね!
自分のLIVEではなく、田野さんのワンマンLIVEでピアノを弾かせて頂く・・・
というプレッシャーは、実は半端無かったんですが、精一杯やらせて頂きました!
そしてもう1曲、大変恐縮ながら、
私のオリジナルソング「またね。」を歌わせて頂きました!
田野さんはCDを何度も聴き込んで下さって、独自のコーラスを歌ってくれました。
新しい「またね。」の世界を広げて下さり、
私のお客様も喜んでくれたのではないでしょうか。
貴重なお時間を戴き、皆様お付き合い下さいましてありがとうございました。
私は大仕事を終えてホッとして客席に戻り、代わって再びJoseさんのご登場!
なんとJoseさんは藤原直美さんの舞台にも出演され、ギター演奏と芝居をされたそうで、
昨年の10月の女優松下京子さんのお芝居と音楽LIVEのコラボの舞台で、
レストランのお客さんとして出演した時に、ウエイトレスさん役だったMちゃんに、
客席には聞こえない声で「Suica使える?」とかアドリブで訊いていたそうです(笑)。
そんなJoseさんとの2部最初の曲は、「ブルース色の雨に濡れてる」。
新しく買い替えたブルースハープの音色とお二人のハーモニーが渋い1曲です。
続いて「Fan」「芝居仕掛」と、手拍子が鳴り響き、会場はヒートアップ!
「Joseさん!帽子かっこいいよ!」という声援が聴こえました(笑)
続いては、「ジェッダの風」へ。田野さんはお仕事で中東によく行かれていたのだとか。
砂漠の風景と、異国の雰囲気が伝わってきて、妖しい魅力にとりつかれてしまいました☆
最後は、心の背中を押してくれるような歌、「Real Road」。
最後の田野さんの♪ Oh~ Uh~♪が、私はツボでした!
歌い終えると、「アンコール!」という声と、手拍子が鳴り響き、
なんと、その手拍子のまま、客席の深野義和先生がカウントを出して、
それに合わせて「だけど瞳は空を見ている」の演奏がスタート!
まるで打ち合わせをしていたかのような流れに、驚くやら面白いやら(笑)
続いて「背中合わせ」を歌った後、
最後はお一人で、リクエストに応えて「鏡の中の東京タワー」を歌ってくれました!
間奏では、客席から♪ラララ~♪という合唱が聴こえ、
それに応える田野さんの笑顔が印象的でした☆
以上、長くなりましたが、私なりの感想を書かせて頂きました。
お仕事で多忙な毎日を送っている田野さん。
そんな中でも、周りの人達に対するお心遣いを忘れないお姿は、まさにダンディー☆
深い愛に満ちていて、とても真似できるものではないと思いました。
だからこそ、お客さんの胸に届くのですね!
私なんて、まだまだだなぁと思ってしまいました。
これからも田野さんのライブに通いつつ、その神髄を学んでゆかねば!
と、心に誓ったのでした。
by 友美
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