PROGRAM♪
一部
1.木漏れ日の坂道 作詞作曲 田野ユタカ
2.高速旅行-Highway Trip- 作詞作曲 田野ユタカ
3.柳津・秋 作詞作曲 田野ユタカ
4.避暑地の恋 作詞作曲 田野ユタカ
5.神楽岡坂 作詞作曲 田野ユタカ
6.君が天使になった秋 【New】 作詞作曲 田野ユタカ
7.見えない明日を求めて【New】 作詞作曲 田野ユタカ
二部
1.竹とんぼ 作詞 ヨシモトレイ 作曲 山崎ハコ
2.あなたの心に 作詞 中山千夏 作曲 都倉俊一
3.あの頃の恋 作詞作曲 田野ユタカ
4.夢吟 作詞作曲 田野ユタカ
5.Love Letter 作詞作曲 田野ユタカ
6.月の灯かり 作詞作曲 田野ユタカ
7.Oh my Friend 作詞作曲 田野ユタカ
8.約束 作詞作曲 田野ユタカ
Enc.
1.Negura Far Away 作詞作曲 田野ユタカ
2.背中合わせ 作詞 田野ユタカ 作曲 佐藤房夫
3.四万十川 作詞作曲 田野ユタカ
4.ブルース色の雨に濡れてる 作詞作曲 田野ユタカ
5.鏡の中の東京タワー 作詞作曲 田野ユタカ
秋色の八ヶ岳。
暖色の絵の具をとんとん・・と叩いたような景色の中をライブに向かいました。
パームの扉を開けたのは何回目だったかな?と思いながら
お馴染みの皆様に混ぜて頂き、いよいよライブの始まりです。
最初の曲は秋日のラブソング「木漏れ日の坂道」をさらっと披露。
パームとの歴史を語る時、田野さんはいつも
「パームにはじめてマイナーコードを持ち込んだ男」と言っていますが・・・。
「ふ~んそうなのか~」と思いつつも、私はしっとりと聞けるマイナーコードの曲の方が好きかも。
お仕事のついでに訪れたという福島県奥会津地方の曲「柳津・秋」。
京都を歌った「神楽岡坂」。
語りを聞きながら景色が目に浮かんできます。相変わらず語りがうまいなぁ。
田野さんの詞は自然の美しさやその土地の町並み人並みを見て感じて、作られているのでしょうね。
新曲「君が天使になった秋」。実は20年前に作って封印していた曲だそうです。
この曲が生まれたいきさつを紹介してくれました。声をつまらせギターをつま弾く田野さんの横顔。
いつも前向きでバイタリティあふれる田野さんの、ほっとするよな人間味を感じました。
今回は新曲をもう1曲。「見えない明日を求めて」。
田野さんらしい曲だなあ・・・と思いつつ、1部が終了します。
2部のはじまりは、東京ライブでもお馴染みとなったカバー曲コーナー。
本日は2曲のご披露です。
このコーナーの選曲に「あ~、同じ時代に生きてるなぁ」と感じます。
マイナーコードとオカリナを添える曲の原点の一つとなった曲だという
山崎ハコさんの「竹とんぼ」をもの悲しく・・・
そして中山千夏さん「あなたの心に」を懐かしく聞かせてくれました。
続いて「あの頃の恋」。
若かりし頃はこんな青年だったでしょうか?
おませな青年の曲もありますよね。ホントの田野さんはどっちなんでしょうかね?
そして「夢吟」。
これってなんて読むんだっけと思いながら、イントロが始まると確かに聞いたことある曲。
セカンドアルバムの歌たちに向けた曲だそうです。
そして相反する感じのラブソングが並びました。
「ラブレター」
君が好きで・・好きで・・
実に切なく淡い恋心。
この曲を聴くと、バレンタイン近くのチョコのCMソングにしたらいいのにといつも思います。
「月の灯かり」
あなたが好き・・・あなたが好き・・・
激しい切なさが伝わります。
この曲が、私の中では今宵1番でした。
軽快な曲「Oh my friend」の後は
最後の曲「約束」。やはり締めはこの曲ですね。
昔、八ヶ岳といえば、私の中では杉田二郎さんの「八ヶ岳」でした。
でも今の私にはこの「約束」です。私をここに戻してくれてありがとう。
田野さんに出会わなければこうしてここに足を延ばすことはなかったと思います。
アンコール曲はみなさんのリクエストを混ぜながら数曲。
最後にお馴染みの「鏡の中の東京タワー」でクールダウン。
明日が仕事なので今夜のうちに戻らなければならなかったのですが、
これで落ち着いて帰れますね。
ライブ後に夜空を見上げながら、
今宵は20年歳を重ねた天使さんが見ていたかもと思いました。
田野さんお忙しい中のライブでしたね。お疲れ様でした。
私も直前まで出かけることは難しいと諦めていたライブでした。
でも来てよかったと思いながら、深夜の中央高速を走り抜けました。
躊躇ったなら・・・前に進む方が良いのですね。
忙しい日々からちょっとだけ隔離された時間。空間。これがあるから生きていける。
田野さんの曲達に癒されております。いつまでも続いて欲しいなあ・・・。
by sanu
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