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2022年9月23日(金)
田野ユタカ LIVEツアー2022 千葉
“だから海に来た”
LIVEレポート
於:千葉中央「詩 音」
by ゆみ
一部 1.想い出が重たすぎて 作詞作曲
田野ユタカ 2.瞼に夏を焼きつけて 作詞作曲 田野ユタカ 3.China China China 作詞 樹野みな 作曲 田野ユタカ 4.Dear Mermaid
作詞作曲 田野ユタカ 5.ガラスのマドンナ 作詞作曲 田野ユタカ 6.十二単 作詞 柳川真寿美 作曲 田野ユタカ 7.オブラート 作詞作曲 田野ユタカ 8.主のない部屋 作詞作曲 田野ユタカ ニ部 1.ブルース色の雨に濡れてる 作詞作曲
田野ユタカ 2.月の灯かり 作詞作曲 田野ユタカ 3.京都・紅 作詞作曲 田野ユタカ 4.君の未来を占うならば【New】 作詞作曲 田野ユタカ 5.鎌倉如月日向道 作詞作曲 田野ユタカ 7.ジェッダの風 作詞作曲 田野ユタカ Enc. 1.芝居仕掛 作詞作曲 田野ユタカ 2.鏡の中の東京タワー 作詞作曲 田野ユタカ 田野さんの千葉での初ライブにお邪魔させて頂きました! 東京以外でのライブは初めて伺うし、千葉に行くのも初めてだし、 途中駅のホームからスカイツリーが見えるし、 1人で小旅行気分に浸って、色々と新鮮だったのですが・・・ お店に入ったら「ライブハウス~!」という感じ(笑)で、 いつものアットホームな感じと雰囲気が全然違っていて、それもまた新鮮でした! 照明が落ちて(この一瞬暗くなる感じもワクワク感が増すんです♪)、 1部は 『思い出が重たすぎて』 『瞼に夏を焼きつけて』と、 夏の終わりを感じる2曲でライブが始まりました。 田野さんの優しい綺麗な声とホセさんの力強いかっこいいギタ一で、一気に空気が変わりました。 コロナ禍で感染状況が見えない中、初めての場所でのライブという事で、 無事に開催出来るのか?お客様が入るのか?などなど、色々と心配な事はあった様ですが、 感染状況も落ち着き始めて(その代わりに台風は来てしまいましたが 汗)、満席の状態。 田野さんのライブを楽しみにされてる方は、本当にたくさんいらっしゃるんだなと思いました。 3曲目の 『China China China』 は、4枚目のNewアルバムに入っているのですが、 このアレンジが可愛いらしくて、アルバムの中でもお気に入りの1曲なのですが、 ライブで聴くとアルバムとはまた違った曲のようで、聴き比べるのが楽しかったです。 『DearMermaid』 『ガラスのマドンナ』 『十二単』 と、しっとりとした曲の後は、 すーっごくかっこいい 『オブラート』 でした! 田野さんの歌もですが、ホセさんのギターがカッコよすぎでした。 本当に大好きな1曲なので、聴けて嬉しかったです。 1部の最後は 『主のない部屋』 夏の終わりの寂しさを感じながら1部が終わりました。 この日千葉にはお2人で車でいらしたそうで、車内では自動的に田野さんのアルバムを聴く時間に… コロナ禍でLIVE活動が出来なくなって、どうしたものかと考えていた時に 今日もお見えになっていた加藤さんから「アルバム作ったら?」と発案され、 制作を決心したしたのが4枚目のアルバムとのことで、 「コロナ禍だったから出来たアルバム」と仰っていました。 ホセさん曰く、コロナの流行の昨年は、寝て→起きて→田野さん曲のアレンジ・・・ の繰り返しだったそうで、田野さんの曲をあれこれ考え通しで「田野まみれだった…」 とお話しされていました(笑) 色々なエピソードを聞くと、お2人は同い年という事もありますが、 本当に長い深い間柄なんだなと思いました。 「アルバムは自分の子供のようだから、可愛くてたまらない!」とお話されていたのが印象的で、 大切に聴かせて頂かないといけないなと、改めて感じました。 2部は田野さんのソロで 『ブルース色の雨に濡れている』 『月の灯かり』 で始まりました。 『月の灯かり』 もアルバムの中での個人的にお気に入り曲で、凄く切なさを感じる曲なのですが、 曲の雰囲気と田野さんの語りかける様な優しい声が、とても素敵なんです。 続いて『京都・紅』。田野さんのソロの柔らかい優しい空気感がいいですね。 ライブタイトルの 『だから海に来た』 は曲数の関係で今日は入れられなかったそうです。 ただこの曲を千葉LIVEのタイトリングにしたのは、千葉の鵜原で作った曲だそうで、 学生時代の千葉・鵜原海岸の合宿所での思い出をお話されていました。 千葉は、お仕事でも関係がとても深く、入社後暫くして千葉勤務になったし、 勇退される前も千葉で3年程お仕事をされていたそうで、 千葉でライブ出来ることはとても感慨深いものがあったそうです。 今回の詩音さんも、気に入って仕事帰りに通い、「ここでライブをやりたい!」 との経緯があって、千葉でのライブを決めたそうです。 新曲は 『君の未来を占うならば』 でした。 「今が大変だったとしても、同じ状況がずっと続く事はないから、 今は踏ん張って前を見て進んで行こう。進んだ道が結局正解になっていく!」 というメッセージを込めた曲との事でした。 ここでホセさん再び! ホセさんが入ると、柔らかさに力強さも加わります。 『鎌倉如月日向道』 『nude』 『ジェッダの風』 と続けて、最後は 『音楽のチカラ』 でした。 『nude』 や 『ジェッダの風』、アンコールの 『芝居仕掛』 『鏡の中の東京タワー』 等、 後半は好きな曲が特に多くて、ただただ聴き入ってしまいました。 私の中で、田野さんのライブは夢見心地で、自分が物語の中にいる様に感じるのですが、 今回のライブは
ギターの弦をはじく音や、お2人の息遣い等、 生の音がとてもはっきりと聴こえてきて、ライブ感が強かったです。 照明も曲やパートによってかなり違って、雰囲気もあって、舞台を観た気分になりました。 コロナの流行でいきなり日常が変わってしまい、 色々な事が本質を問われる状況になってしまいましたが、 音楽を聴くこと奏でることで元気になったり、癒されたり・・・ こういう状況だからこそ、音楽は必要なのでは? そう再確認させて頂けるライブでした。 |