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2022年3月26日(土)

“音楽を取り戻せ”
LIVEレポート

於:大塚「Welcomeback」


by Snow


  どんなにこの日を待ったでしょうか。
  このご時世、なかなかライブハウスで演奏する事が難しい中、
  きちんと感染対策を行った上での田野さんのライブが開催されました。

  Welcome backさんと言えば、PAはホセ有海さんですが、今日は出演するので、加藤明さんがPAに。
  この加藤さんは、著名な二胡奏者ジャー・パンファンさんの専属のPAさんでもあるので、それもとても楽しみでした。

  今日のテーマは、”音楽を取り戻せ♪”
  田野さんも言っていたように、音楽家から音楽を取り上げられたら死んでしまうと。
  音楽が普通に出来る、平和な日常に早く戻ってほしいものです。

   一部
  1.月の灯かり(作詞作曲:田野ユタカ)
     この曲から始まり、ウクライナでの戦争への思いを、
  2.死んだ男の残したものは(作詞:谷川俊太郎 作曲:武満徹)
     というカバー曲に反戦の願いを込めて歌われました。
     ベトナム戦争の頃に、森山良子さん等多くの方が歌っておられた曲との事です。
  3.だから海に来た(作詞作曲:田野ユタカ)

  ここで、ホセ有海さんが登場!
  このお二人、一緒に演奏するのは随分久しぶりになるとの事でしたが、流石は長年連れ添った夫婦のような(笑)、
  阿吽の呼吸です。とても安心感があります♪

  4.Tokyo City Lights(作詞作曲:田野ユタカ)
     そして、田野さんが一月に鎌倉へ行った時に出来たという新曲。
     一月でしたが、如月が語呂がいいとのエピソードを交えながら。
  5.鎌倉如月日向道(作詞作曲:田野ユタカ)
  6.飛行灯(作詞作曲:田野ユタカ)
     そして、名曲中の名曲
  7.十二単(作詞:柳川真寿美 作曲:田野ユタカ)
     一部最後の曲には、
  8.主のない部屋(作詞作曲:田野ユタカ)

  田野さんがこの曲を有海さんと演奏していると、何十年も 前に戻ったような気持ちになりました♪

  二部の頭には、Azryというピアノと二胡のユニットが突発ゲストという事で登場しました。

  1.SAKURA(作詞作曲:田野ユタカ)
  2.君がいた海(作詞作曲:田野ユタカ)
     この2曲は、ピアノと二胡の伴奏で田野さんが楽器を持たず に歌うという、新鮮な形での演奏でした。
  3.いのちの歌((作詞:Myabi 作曲:村松崇継  竹内まりやさんカバー)
     田野さんがはけて、ピアノと二胡で演奏されたこの曲には、
     早く平和が戻って欲しいとの願いを込めての演奏との事でした。
     流石、PAの加藤さんは、ジャー・パンファンさんのPAなだけに、
     深くて透明感のある音色を表現されているなと感じます!

  ここからは、再び田野さんとホセ有海さんとの演奏になり、お馴染みのラインナップでたたみ掛けます。

  4.星のゴンドラ(作詞作曲:田野ユタカ)
  5.だけど瞳は空を見ている(作詞作曲:田野ユタカ)
  6.オブラート(作詞作曲:田野ユタカ)
  7.綺麗事のマジシャン(作詞作曲:田野ユタカ)
     この曲は、お二人が初めて合わせた曲でもあり、この曲でお二人でテレビ出演した事もあり、
     YouTube検索すると、若き日のお二人の姿が見れるとの事、これは絶対見ないとですね!
     私にとっても、時間が何十年も前に戻ったように感じる思い出深い曲です
     そして最後の曲、
  8.Real Road(作詞作曲:田野ユタカ)

     そして、もちろんアンコールへ~

  1.芝居仕掛(作詞作曲:田野ユタカ)
  2.背中合わせ(作詞:田野ユタカ 作曲:田野ユタカ)
     この曲は、今日お客様でいらっしゃった、佐藤房夫さんの作曲!
     もうお馴染みの曲ですが、本当にいい曲で、素敵な曲を書かれる方なんだなと感激しました!

  ~最後に~
   何十年経っても全く変わらず、全く色あせず、昔にタイムスリップするようなライブを続ける事は、容易ではないはず。
   そして、加藤さんの作り出す、透明感のある音。
   有海さんも「このライブハウス、こんな綺麗な音なるのか」と。
   とても素晴らしい時間をありがとうございました!


                                                by Snow