profile Gallery Song List Link BBS Diary Q&A Home


2023年6月10日(土)

 田野ユタカ LIVE 初夏
“つれづれ独り語り2023♪”
LIVEレポート

於:巣鴨「手風琴」


by きんちゃん


    
PROGRAM♪

   一部
  ① 紫陽花の頃 
[作詞作曲:田野ユタカ]
   Dear Mermaid 
[作詞作曲:田野ユタカ]

  
ブルース色の雨に濡れてる [作詞作曲:田野ユタカ]
  京都・栂ノ尾小径 [作詞作曲:田野ユタカ]
  
夕暮れ [作詞:田野ユタカ 作曲:佐藤房夫]
  ⑥ 千の傷と引き換えても [作詞作曲:田野ユタカ]
  China・China・China [作詞:樹野みな 作曲:田野ユタカ]
  ⑧ 約束 [作詞作曲:田野ユタカ]

   二部
  ① 鬼灯市 
[作詞作曲:田野ユタカ]
  ② 手紙 
[作詞:中島一子/岡林信康 作曲:岡林信康]
  ③ 死んだ男の残した物は 
[作詞:谷川俊太郎 作曲:武満徹]
  ④ クスノキ 
[作詞作曲:福山雅治]
  ⑤ 久々野の子守唄
 [作詞作曲:田野ユタカ]
  ⑥ 十二単 
[作詞:柳川真寿美 作曲:田野ユタカ]
  ⑦ 月の灯かり
 
[作詞作曲:田野ユタカ]
  ⑧ 夢のカタチ
-New- [作詞作曲:田野ユタカ]

  アンコール
  ① 鏡の中の東京タワー
 
[作詞作曲:田野ユタカ]


  こんにちは。
  レポートを書くのは今回で3回目です。きんちゃんです。
  最初にレポートを描いたときから13年も経ってしまったようです、恐ろしい。
  ギャル気取りの中学生の文章、THE大学生風の大学生の文章。
  参考までに過去のログを…と思いましたが、心がうっ、、、となってしまい(笑)、
  読むのを断念してしまいました。
  また何年後かに書くとき、この文章もそうなるのかもしれません。

  私は八ヶ岳を離れ、鹿児島で大学を卒業し、今東京で社会人をしています。
  田野さんのライブにお邪魔するのは7年ぶりでした。
  ようやっと世間的にもコロナ明けという形で様々なイベントも開催されるようになってきました。
  田野さんも大きな手術明けの中という形でしたが、復活ライブをされるということで

  本当に田野さんのバイタリティあふれる活動に対して素直に感動しています。

  さて、巣鴨の「手風琴」さんで行われたこのライブ、
  本当に雰囲気のよいお店で温かみがあり、行きつけにしたい!
  と、一目で思ってしまうような場所でした。
  お客さんの中にもここで音楽と過ごされた方も多そうだなと思いました。
  初めて行った私でもわかるマスターの面影・あたたかさもしっかり残っており、
  和やかなムードの中ライブが始まりました。
  ステージには田野さんを照らすライト、本当にいい雰囲気だと思いました。

  
① 紫陽花の頃
   井の頭公園の紫陽花をイメージされたそうで、梅雨の今の時期にピッタリの曲から始まりました。

  
Dear Mermaid
   序盤に出てくる 苦しい という単語の表現力。
   これは言葉では言い表せないのですが、表現の幅が本当に広いと感じました。

  
③ ブルース色の雨に濡れてる
   強い歌だなと思いました。肉声、生の声、ライブの良さがどんどん出てきます。

  MCではお仕事を1年早くリタイアしてアルバム作りをしていたという事でしたが
  お仕事をされながら、音楽活動を続ける事自体も本当にすごいことだと思うのですが、
  リタイアした後も、手術した後もずーっと歌い続けているというのは
  本当に素敵なだなと心から思っています。

  
④ 京都・栂ノ尾小径
   昔の曲を引っ張り出し、こちらは40年前の歌とのことで、
   何周も回って回って、色々な味わいが出てきたんだろうな、と思いながら聴いていました。
   松や竹や…京都という場所の情景と独特な香り等、多感な青年期に思いを馳せること
   それ自体がかなり尊いものなのかもしれないと思いました。

  
⑤ 夕暮れ
   メロディがあまりにもよく、お客さんの中にも涙ぐまれている方もいらっしゃいました。

  
⑥ 千の傷と引き換えても
  ⑦ ChinaChinaChina
   どんどんよい雰囲気になってきました。強い歌から打って変わって明るくかわいい歌、
   思わず口ずさんでしまうような楽しい歌でした。
   にこやかに歌い上げ、全くブランクを感じさせない軽やかさでした。

  
⑧ 約束
   一部の最後は八ヶ岳の歌で締め。
   何度も何度も聞いていますが、田野さんが八ヶ岳という土地に来て下さって
   本当によかったといつも思ってしまいます。


  田野さんのライブを聴いていると、どこでどんなことを思ったのか、
  どんなことを想像して歌詞や曲を書いたのか、
  田野さんの生き様が見えてとてもいいなと思いました。
  私達が普段行くようなライブだと
パワーがあったり、これが好きなんでしょ!というものを
  適切なタイミングでちゃんと出してくれる、という感じですが、
  田野さんのライブはまた全然得られるものが違うなと思い、新鮮でした。

  転換では、お店でも色々なフードやドリングが飛び交っており、
  皆さん嬉しそうにそれぞれ楽しまれているようでした。

  そんな中で始まった第二部


  
① 鬼灯市
   お客さんの中に、一緒にほおずき市に行ったという方がいらっしゃいました!
    東京に出てくると「おーあそこね」とか、「そんなイベントがあるんだ」など、
   田野さんのルーツが身近に感じられて、またそれも面白いなと思いながら聞いていました。

  
② 手紙
  ③ 死んだ男の残した物は
  ④ クスノキ

   フォークソングってなんでしょうね。
   音楽はかなり色々聞いている方かなと自分で思っているのですが、
   フォークソングって今まで それ と認識しながら触れてこなかったので、
   こんな曲のことをフォークソングというのか、はじめまして、という気持ちで私は聴いていました。
   お客さんや田野さん自身もそうだと思いますが、
   いつまでも自分の心に残り続ける曲という形で聴かれていた方も多かったのではないかと思います。
   物語というか、時代や出来事など伝える手段として、
   歌い継がれていくのっていいなと純粋に思いました。

   そして音楽にはいろんな意味合いがあるんだなと気づきました。

  
⑤ 久々野の子守唄
  ⑥ 十二単
  ⑦ 月の灯かり
   色々なことを考えながら、3曲聴いていたのですが、
   一生懸命聴くタイプの音楽ももちろんあるかと思うのですが、
   ちょっとぼーっとしながら音楽に自分を預けて耳を傾ける、
   という聴き方をするというのもすごくいいなと思いました。(そのように聴いていました)
   しっとりと素敵に歌いあげられており、本当に完全復活!

    田野さんのステージでしたね。

  
⑧ 夢のカタチ
-New-
   今回の新曲。色々なことを乗り越えられてのこちらの曲。
   本当に田野さんの生き様が感じられました。

  そして大きな大きな拍手からの鳴り止まないアンコール。


  
①鏡の中の東京タワー

  ずっと、ずっとロマンチックですよね。
  田野さんは本当に歌い続けてほしいな、と心から思いました。


  先程も書きましたが、何かを始めてそれをずっと続けるって本当に難しいことだと思います。
  田野さんの歌やギターはもちろんだと思うのですが、ただライブを聴きに来たのではなく、
  乗り越えてきた苦難や生きてきた過程そのものを聴いている気がします。
  手術本当にお疲れ様でした。そして完全復活おめでとうございます。

  社会人になって色々な嫌なことや柵などに出会うことも少なくないのですが、
  とても元気が出ました。
  可能な限りずっと音楽をして、田野さんの人生をもって色々な方を魅了し続けてほしいです。
  また遊びに行かせてくださいね。


                             
by きんちゃん