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LIVE後記−13

03年3月30日(日) 吉祥寺Be−Point LIVE後記

     やっほ〜♪久々のLIVE後記です。
     桜が咲き始めた弥生三月も終わりの頃、昨年のアルバム発売記念LIVEでお世話になった、
     「吉祥寺Be−Point」さんで、今回はアコースティックオンリーのLIVE♪季節もいいし、気合いも充分♪
     たくさんの方々にお越し頂き、本当にありがとうございました。

     昨年はアルバム発売という事もあり、BANDも入れて収録曲中心の構成でしたよね?
     今年はこの時期ならではの曲達をセレクト。更に新曲も2曲投入し、構成には随分と悩んだんですよ!
     今回はようやくスケジュールが合ったので、パリ・ダカールラリーで世界的に有名な菅原義正さんと
     「TEAM SUGAWARA」の皆さんにゲストでお越し頂き、皆さんにご紹介する事が出来ました。
     「魂の轍♪」の背景にあるドラマも語って頂けたら…という趣向。さてさて?

     最初は一人で弾き語り。一曲目は新曲の「朝の光に漂いながら♪」。
     二曲目の「高速旅行♪」。三曲目に「栂ノ尾小径♪」。春でんなぁ…
     徐々に体が解れて来ます。そしてJoseさん合体。ここで一気に空気を変える選曲。
     「Shiny Blue♪」「瞳を閉じて過去を撃て♪」と飛ばし、「十二単♪」で一気にクールダウン。
     十二単を劇中曲として提供した、劇団「梗の会」の公演「夢幻鏡」と、
     Joseさんとみっきぃの4/4の麻布セントメアリー教会での懺悔?LIVEの告知を挟みます。
     そして一部の最後に大好きな「この雨が上がれば♪」…と続けてみました。

     一部終了と同時に、会場には「魂の轍♪」の、あの独特のジャンベリズムが響き渡り、
     いよいよ「TEAM SUGAWARA」見参!菅原義正さん、菅原照仁さん、近藤聡子さんにご登場頂きました。
     元々この「魂の轍♪」を作ったのは、菅原さんの生き方や人柄に感銘を受け、田野から申し出た話です。
     こんなにもフィールドは違うのに、こんなにも共感する事が多いものかと、
     電気が走るようなインスピレーションが湧いたのを覚えています。

     シーン(場面)の中に、感情の機微は潜んでいます。菅原さんから様々なお話しを伺って感動し、
     詞は色々な資料を紐解く中で、絶対こんな場面とか瞬間にふっとこんな感覚がよぎるんじゃないかって…
     それだけで、言葉で説明せずとも感動は伝わるんじゃないかって…今思えば瞬く間に出来た曲です。

     この曲は直感的にアルバムのコンセプトにも合うと感じ、収録した事で広く皆さんにも聴いて頂けました。
     「好きです」「元気が出る」等のお言葉を数多く頂いて嬉しく思っています。
     でも実際にパリ在住の見知らぬパリダカ戦士が共感してくれたと伝え聞いた時、震えたなぁ…。

     Joseさんの提案で幕間に流したVTRも好評でした。
     やれオフマイクがどうの、VTRはトークショー前に流せ等々、細かいお叱りも頂戴しましたが、
     短い時間と慣れないトークショーの司会に田野は四苦八苦の悪戦苦闘。行き届かずすんまそ〜ん!
     でも…皆さんが「パリダカ」をより身近に感じてくれたように思えて、とても嬉しかったです。
     トークショーの様子はLIVEレポートを読んで下さいネ!

     Be-Pointさんの音響は本当にしっかりしていて、とてもやり易い。
     今回はお客様にゆったり聴いて頂く事もかなり意識してのハコ選択。去年のアルバム発売LIVEでは
     皆さんにかなり窮屈な思いをさせてしまいましたが、今回は飲み物を置けるテーブルを設置。
     本当は料理も上手なBe-Pointさん。食事が出来ると最高ですが、注文が殺到するとちと辛いかな?

     二部は「ブルース色の雨に濡れてる♪」でスタート。「LADY LADY♪」「オブラート♪」と続けた後に、
     久し振りの曲「飛行灯」を配してみました。そしてここで新曲の「迷宮の時空♪」を歌ってみました。
     更にこの時期外せない曲「綺麗事のマジシャン♪」。ラストは…懐かしい曲「終曲(フィナーレ)♪」
     アンコールは場所柄もあって、井の頭線の登場する「背中合わせ♪」。お約束の「CANVAS TOP♪」。
     ここでall fin.…いかがでしたか?

     終演後に再びBGMで「魂の轍♪」を流してくれた、小粋なBe-Pointスタッフ達。
     段取りで随分と無理を言いました。にも関わらず要領よく応えてくれました。ありがとう。
     打上げに、料理とお酒を振る舞ってくれたオーナーの森岡さん。またよろしくです。
     開演前に握手してくれて、パワーをくれた深野さん、ありがとです!
     今回もリハから根気よく付き合ってくれて、最高のサポートをしてくれたJoseやん、ありがと!
     演目には間に合わなかったけど、駆け付けてくれたROKUちゃん、ありがと!
     そしてあの日、来て下さって空間を共有して下さった全ての皆様。ありがとうございました!

     田野はあの夜、いつまでもその場所に蹲っていたい、だだっこの子供になっていました。
     ROKUちゃんの車に乗せてもらっての帰り道は桜の予感。春なんですネ?もう春なんです♪