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田野ユタカのLIVE後記−23

2004年7月18日 於:西荻窪「奇聞屋」

2004夏♪気分は奇聞屋♪


 お疲れ様でした!そして本当にありがとうございました。
 猛暑の今年、海の日の東京はやはり気温が35℃を超える超真夏日・・・
 その中を満員のお客様に来て頂き、感謝の言葉もないので言いません・・・ん?キミマロ?
 その代わりにとっても涼しい夏のラインナップをご用意してのおもてなし・・・のつもりでしたが・・・
 さて?どうだったでしょうか?


 −コンセプト♪−
 そりゃあもうズバリ夏&夏休み!それぞれの夏休みモードに浸って頂く事が今回の願い。
 
どうせどこにいても暑い今年の猛暑。ならば逆にそれを楽しんでしまおう!
 西荻窪まで来て下されば、それぞれの思い出と心象風景で自由に楽しんで頂ける夏休み。
 そんな狙いでした。海・・・そして日本の夏・・・彩りの夏風景・・・。いかがでしたか?


 −選曲♪−
 やはり結構迷ったんですが、“渚のバケーション”“京都・紅”で導入。ソロ2曲でJoseさん合体。
 久し振りの曲“夏は君のもの”。アルバムから“Dear Mermeid”という流れで夏感を作ります。
 
ここでオカリナ曲から日本の夏を彩る“郡上恋歌”、アルバムから
“ガラスのマドンナ”と続け、
 一部のラストは
“思い出が重たすぎて”とセレクトしました。ここまでとても短く感じました。

 二部は四月のLIVE inn Magicでの新曲“風になる”で導入。
“1009”“瞼に夏を焼きつけて”
 自分のテンションも完全に夏モードになったところで“十二単”を入れてみます。冷えた?
 ここで新曲の“月の灯かり”。そして通算でも2度目の演奏だった“フォーマット”、更には
 
Joseさんギターが真骨頂の“芝居仕掛け”と続けます。そしてラストは夏の終わりのバラード・・・
 “君がいた海”を選びました
。決して短くはない曲達なのに、ここ迄本当にあっという間でした。

 アンコールには
“南南西の片想い”、やっぱり欠かせぬ“CANVAS TOP”、そして・・・
 
Joseさんとは久し振りになる“夏色のドレスで”・・・で締めてみました。新曲や抑揚も含め、
 今の田野が考え得る最善の夏の曲のラインナップ・・・のつもり(笑)。いかがでしたか?


 −新曲♪−
 今回の新曲“月の灯かり”は、随分と悶絶の果てに生まれた曲です。実在するとある湯宿を
 イメージして作りましたが、背景にあるドラマは、いつものように皆さんそれぞれの中にある
 心象風景から感じて下さるのがやはり一番でしょう。多くを語るのは控えましょうネ(笑)

 プレイヤー&アレンジャーの他、実は演出家としてのJoseさんの一面が冴え渡りました。



 −ROKUさんが作る音響空間♪−
 今回もROKU岩切さんが、音響をサポートしてくれる為に八ヶ岳から駆けつけてくれました。
 当日は店長が少々遅刻(笑)。暑い外で二人は待たせれ、店に入っても暫くは蒸し蒸しでした。
 汗を引かせる間もなくROKUさんは準備に取りかかります。一緒に出演する時と音響の時、
 ROKUさんは見事なくらい違います。田野がいいコンディションでステージに上がれるよう、さりげに
 無意識に配慮してくれます。田野はありがたく甘えます。あんなにいい音作ってもらったら、
 いいLIVEにしない訳にはいきません。相乗効果なんですネ?モチベーションまでもらってます。
 ありがとう!ROKUさん!


 −Joseさん怒涛のLIVE月間♪−
 最近Jam Stringsというユニットで本格活動中のJoseさんは、7月はLIVE超過密月間でしたが、
 多忙なスケジュールの合間を縫い、今回も至福のプレイで支えてくれました。2日前のLIVEを
 田野も聴きに行きました。サポートではなくセンターを張るJoseさん。自分のリハもありましたが、
 渦中にいる相方のいいテンションと緊張感に触れる・・・という意味は大きかったと思います。
 前日のRスタジオではさすがに疲れ気味のJoseさんでしたが、リハが始まれば入魂の集中力。
 帰りにハグ様からお土産に貰ったソーメンで、二人のギターケースはパンパン&ご満悦でした(^^)v


 −アンケート♪−
 田野は自分のお客様層をとても誇りに思っています。
 その自慢のお客様達がこの日にいいと感じてくれた曲達・・・とても幅広くご支持を頂きました。
 それぞれの方がご自分の感性で聴いて下さっているのが判ります。それが嬉しい♪
 この日、最も感じ入って下さった方が多かったのは、アンコールラストの“夏色のドレスで”・・・
 次いで新曲の
“月の灯かり”の他、“京都・紅”“君がいた海”“十二単”といった曲達でした。
 愛しい曲達と、これから生まれ来るであろう曲達を、今後ともよろしくです(^^)/



 −メッセージ♪−
 本当に暑い今年の夏。でもきっと“夏は君のもの”にして下さいネ!
 どんなにささやかでもいいんですよ。心に残るたった一つの思い出、大切にしましょう!

 暑いのは嫌だけど、嫌がってても時間が長いだけだから、逆に楽しい事を見つけましょう!
 ビールが美味いとか西瓜が美味いとか♪ん?発想が貧しい?いいんです!キッパリ!
 どうか夏ばて、夏風邪、熱中症等に気をつけて、是非またLIVEでお会いしましょうネ!
 2004年7月18日・・・皆さんのお蔭で、田野は早くもいい思い出を一つゲットです!
 秋のLIVEでは、皆さんの思い出を是非聞かせて下さいネ!
 ありがとうございましたぁ〜m(_ _)m

                                              おしまい