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田野ユタカのLIVE後記−28
田野ユタカ お彼岸LIVE 「この雨が上がれば」
2005年3月21日(月) 於 巣鴨 手風琴
出演 田野ユタカ with Jose有海
3月21日。春分の日。小春日和に晴れてポッカポカ♪ 「お彼岸にLIVE入れないでぇ〜!」とのお叱りをたくさん頂きましたぁ(^^ゞ。 すみませんでしたぁ。でも日程調整の結果ですのでお許し下さいネ! とにかく、巣鴨の手風琴さんでは久し振りのwith Jose有海さんでのLIVE。 大盛況の中で終演する事が出来ました。ありがとうございましたぁ〜! [LIVEコンセプト♪] 今回は単独LIVEとしては久し振りの3月の卒業シーズンのブッキング。 やはり卒業・・・別れ、出会い、旅立ちの季節。「この雨が上がれば」、春。 LIVEタイトルに配した「この雨が上がれば」は、正にこの時期の曲。 長い雨が降り続き、雨の中にも徐々に春の匂いが香ってくる。 そしてこの雨が上がる頃には寒さも緩み、日照時間も長くなり、 きっと季節は明確に春になっている筈。顔を上げたらきっと元気だ! ブルーな気分は寒さと夜の長さのせいだったんだ。そういう事にしちゃおうぜ! ・・・みたいな♪そんなメンタルを意識しました。 [選曲♪] 直前に深野さんの京都ツアーがあり、皆より少し長めに滞在していたら、 昔京都によく通っていた頃に作った歌達を、鮮明に、新鮮に思い出しました。 その気持ちのままに当時の歌を多く選んでみましたが・・・歌い切れない〜(汗)。 まずソロで4曲。去年作った「花灯路♪」は正に時期的にタイムリー。 続いて「栂ノ尾小径♪」。21歳の頃に京都で作った曲です。 新旧京都ソングでオープニングし、やはり去年作った紺野あずささん作詞の叙情歌 「夕霧坂♪」を歌い、更に20歳の頃京都で作った神戸の曲、 「港を渡る春の風♪」と・・・新旧の春の歌を続けてみましたぁ〜! ここでJose有海さん合体。 19歳の頃に京都から帰京後に作った「だから海に来た♪」から導入。上々だ! ここからは比較的最近作った曲達を配し、ちょっとヒートアップ&バラード。 「チャイナチャイナチャイナ♪」「芝居仕掛♪」「僕が君に想う事♪」と続けて一部は終了。 二部は今回のLIVEのテーマ曲「この雨が上がれば♪」でスタート! 早々にヒートアップの後、「ブルース色の雨に濡れてる♪」・・・好きな流れだ。 ここで今回の新曲「京都・春待♪」を入れます。一週間前に京都で作ったばかりの曲。 続いて「十二単♪」。この3月から、六本木の老舗のシアターハウス「レディバード」さんで、 ショーの中でこの曲を使っている。思わず来てくれていたマスターをご紹介してしまった。 ここから一気に加速する。「瞳を閉じて過去を撃て♪」「LADY LADY♪」と続けました。 そしてこの時期欠かせない「綺麗事のマジシャン♪」。 ラストバラードは「終曲♪」・・・フィナーレと読みます。 おっとアンコールだぁ!ありがとう♪ 今回は「オブラート♪」「CANVAS TOP♪」を選んでみました。如何でしたか? [新曲♪] 京都・春待・・・“きょうとはるまち”と読む。田野の造語だ。 この曲の、一番の歌詞の舞台である大徳寺の参道は、松を配した風情ある石畳・・・ 実際に今回の京都ツアーのメンバーで歩いて来た。恋人同志が似合う場所なのだが、 何故かこの時の写真では、みんなマツケンサンバを踊ってる???異様だぁ〜(汗)。 「大徳寺マツケンサンバ事件」として、後世に永く語り継がれることであろう(苦笑)。 歌詞からは・・・想像つかないよね〜(^m^) でもまた歌い続けて行きたい京都の歌が一曲増えた事だけは確かなようです。 [アンケート♪] 今回も票が散りました。 皆さんそれぞれの好みが反映されていて興味深く、大変参考になりました。 1位 僕が君に想う事 11月以降のLIVEで毎回歌い込んで来たこの曲が、ジワリと皆さんに 伝わって来たようです。Joseさんのハモリと間奏の迫力ギターがとても利いています。 2位 京都・春待 2位 十二単 一票差で2位には新曲と、一層深みを増したように感じられる十二単が入りました。 更に一票差に、「綺麗事のマジシャン」「ブルース色の雨に濡れてる」、 そしてアンコールでやった「オブラート」「CANVAS TOP」が入りました。 でもほとんどの曲に票が入ったのが嬉しいです。ご協力ありがとうございました。 [所感♪] 手風琴では年一回以上はLIVEをやっていますが、元々がLIVEハウスではないので、 お客様にとって必ずしも聞き易いお店ではないかもしれません。 普段はカラオケスナックですので、一般の酔ったお客様が入って来てしまい、 空気を読むのに暫し時間を要したりします。皆さん悪気はないのですが、 LIVEに来てくれるお客様や出演者と、偶然入って来る方の交通整理は、 今後LIVEをやる場合の課題として、マスターとも相談しながら改善しますネ! でも不思議空間「手風琴」。最近では鎌倉研さん、及川恒平さんや四角佳子さん、 4月にはあの猫が復活LIVEをやるんです。なぜメジャーが隠れLIVEをやるのか? その理由は何となく今回判った気もします。それは特有の空気感・・・ 実際色々あったけど、後味のよいLIVEが出来たように思います。 でもだからと言って定期的にやるお店とも違うような・・・ 年1〜2度だからいいんですよネ、きっと! 出て欲しいと言って下さるハコは、ありがたい事に結構あります。本当に感謝です。 でも今は安住の地は決めず、当面は色々な小屋でジプシーのようにやっていたい。 次回の東京LIVEは、ちょっと趣向を変えた切り口で考えています。 また是非よろしくお願い致します。 3・21お彼岸LIVE「この雨が上がれば」・・・ありがとうございました。 |