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田野ユタカのLIVE後記−31

田野ユタカ LIVE つれづれ独り語り'05

2005年9月23日(金) 西荻窪“奇聞屋”  音響:加藤明


 3ヶ月振りのLIVE。年に一度の独り語りです。今年は奇聞屋さんで・・・
 一人ですが、音響に太陽倶楽部レコーディングスの加藤さんをお迎えする豪華布陣!
 でもやっぱり・・・大正解でした!自分もお客さんも気持ちいいし、集中出来るもんなぁ♪

 仏渡航の時差ぼけ、ピークな仕事、曲作りの集中、構成考察等々で少々寝不足。
 でも横浜で買い揃えた衣装で、上から下まで全部おNEW!(パンツもおNEW!)
 いざ!西荻窪へ!!!


 ☆コンセプト♪

 今回のコンセプトは「静かなる抑揚」。
 普段中々やれない曲達を年に一度ご披露する主旨は変わらないが、
 曲調やリズム体ではなく、歌詞で抑揚をつけるという構成で考えました。
 かなりマニアックかも♪


 ☆選曲♪

 一部の1曲目にいきなり「朝を待っている」で、声が最後までもつかだうか(汗)
 2曲目は「高速旅行」。ここでご挨拶。3曲目に「Dear Mermaid」一人バージョン。
 そして「帰郷」へ・・・落ち着かせるつもりが、逆に入っていってしまいました(笑)。
 前回の新曲「紫陽花の頃」、「星の海」・・・切々と寡黙に続けます。
 一部のラストに「海の見える部屋」。声、もつかなぁ。まぁいいや!

 二部は「朝の雫」でIN!「君の瞳のジュエリー」、「夏色のドレスで」・・・。
 ここで仏土産の心ばかりの粗品争奪大ジャンケン大会を挟みます。あははぁ〜!
 余韻の残る中を「天城中伊豆誘い旅」で再開。今日の叙情系はこの曲。
 そして満を持しての新曲「LOVE LETTER」を・・・丁寧に歌います。
 終盤は「口紅」「月の灯かり」でややシャウトして、ラストバラードは「海に独り」。

 アンコールが「背中合わせ」「君がいた海」・・・声限界!お疲れ様〜!
 ええ?もう一曲?歌詞カードないけど・・・「約束」を・・・声枯れで失礼しましたぁ!


 ☆新曲♪

 今回の新曲「LOVE LETTER」も、思考錯誤の末に生まれて来た入魂作!
 情報伝達手段が溢れ返る今の時代に
ラヴレター?
 いや、今の時代だからこそ『手紙』。好きなのに、通じ合えない・・・。
 傍にいるのに淋しかったり・・・そんな事ないですか?
 時期、タイミング、小さな行き違い・・・それを修復する小さな努力とそのタイミング。
 先延ばしにする程、溝も深くなる。恋愛事は頑張って維持する事ではないけれど、
 放置してはいけない感情のすれ違いってありますよね?
 そんな機微を淡々と綴った曲です。
 フランスから帰る飛行機の中で原曲を作り、帰国後詞を練りました。如何でしたか?


 ☆衣装♪

 今回はDiary「人間ドック編」の時に、横浜で買い揃えたコーディネート。
 中でもお気に入りは赤いスニーカー。気づいてもらいたくて、LIVE中にわざわざ
 足を上げてしまいましたぁ(照)。し、失礼しやしたぁ〜!


 ☆アンケート♪

 今回は回収枚数が少なかったんですが、
 殆ど全てのアンケートに共通して書いて戴けたのが、18歳の時の曲「帰郷」でした。
 「海の見える部屋」、「星の海」、新曲「LOVE LETTER」も好評だったようです。
 よかったぁ〜!ありがとうございました♪


 ☆所感♪


 事前の告知で“噂のTAKAMINEギター デビューか?”とありましたが、
 前日のリハでプリアンプの故障が発覚。大変申し訳ありませんでした!
 結局永年使いなれたCharvelのギター・・・でもギターがとても愛しかった。
 独り語りは、言ってみれば田野マニアのLIVE。
 ゆったり&じっくり聴いてもらいたい。今回は特に詞を・・・
 初めて田野を聴いた方にも、リピーターの方にも、
 特に今回はハープもオカリナもゲストもなく、一本のギターと歌だけで語りかけたい。
 でも古いギターにもいきなりじゃなくて、静かな花道を飾らせたい。
 だから余力を残した状態で、徐々に交替していけば・・・そんな風にも思うんです。

 この半年余り色々な事があったけど、またLIVEがやれてよかった!
 ちゃんと新曲も揃え、過去の貯金に頼らないLIVE。新しい側面も見せながら
 これまでの曲も歌うLIVE・・・それが拘りであり、支えて下さる皆さんへの
 田野流の礼節なんです。
 「独り語り'05」・・・御静聴ありがとうございました!

                                       おしまい