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田野ユタカのLIVE後記−36

2007 田野ユタカ LIVE

【すてーじ♪】

2007年1月14日(日)
於:西荻窪“奇聞屋”

 
 昨年6月の八ヶ岳パーム以来、半年振りのLIVEでした。
 東京は3月以来?12月の深野ファミリー X'mas LIVEに参加させてもらい、
 ブランク感は払拭されていましたが、単独LIVEはとにかく久し振り。
 音響は大安心の加藤さん。やっとここに戻って来れた・・・“すてーじ”

 客席には、待っていてくれた方々が全国から集ってくれました。
 皆さんがいたから、応援してくれたから、また歌う事が出来る・・・
 新曲も構成もOK!過去の貯金頼りではなく、新しい1頁を始めましょう!

  【構成】
 今回は一部の頭からJoseやん合体。惜し気もなく飛ばしたい気分でした。
 「僕が君に想う事」で第一声。バラードから入るのもいいネ!
 2曲目は冬のLIVEの定番「Blue Time Scean」で一気に加速します。
 その高揚から「京都・紅」で雅の世界へ。次はほっこり「冬が好き」。
 「チャイナ・チャイナ・チャイナ」で再びリズム感とキラキラ感を出し、「オブラート」で加速。
 「十二単」で淫靡に妖艶に・・・
 一部ラストは「ブルース色の雨に濡れてる」でシャウト気味に中締めました。

 やっていて意外と気持のいい流れでした。如何でしたか?

 二部はソロでスタ−ト。久し振りのマリエッジメッセージ曲「嫁ぎ行く君の為に」。
 2月に挙式する客席のとあるカップルさんに贈りました。
 「ロッヂの風景」「ラウンジにて」と、昔は定番だったスキー場系の曲を
 並べてみました。久し振りだったなぁ。ソロコーナーも面白いやネ!
 ここで「LOVE LETTER」をじっくり歌い上げてみました。
 シーンと静まり返って聴いてくれていた客席との阿吽が気持ちよかったですネ。
 そして再びJoseやんと合体し、いきなり「芝居仕掛」でその静寂を破る流れ。
 八ヶ岳パームで歌い卸し、東京では初お披露目の「ケアレス」でヒートアップ。

 昨年3月に発表したバラード「彩の雪」で感情移入していきます。
 そしてラストバラードには、新曲「明日」を投入。今回はこんな構成でした。

  【アンコール】
 「朝までやれ〜」との声援が飛び、ここはパームかと錯覚しました(笑)
 飲みたいし腹減ったしタバコも吸いたいし、朝まではやりまへん(爆)
 でも感謝感謝のアンコールは「背中合わせ」「初詣」と軽快に飛ばします。
 ここで珍しくJoseやんのギターの弦が切れました。
 どうかなと思い、彼の目を覗き込むと「大丈夫。行ってくれ」と言ってる。
 「CANVAS TOP」をスタンディングで行く。声はもう擦れまくりだ。
 拍手鳴り止まず、ご要望にもう一曲。じゃあ一人で・・・「LAST NIGHT」
 ココロを込めて歌い上げ、本日のLIVEは終了です。

  【新曲】
 今回の新曲「明日」は、LIVEをやる側の我々も、足を運んでくれる皆さんも、
 其々に様々な事情を背負っている中で、この場所に集えた奇跡への賛美と、
 そこから明日へと紡いでいく事の、一見単調な繰り返しの尊さを歌った、
 皆さんと自分への応援歌でした。無論皆さんの感じ方、取り方は自由です。
 でもこれが2007年に紛れもなく最初に作った歌・・・如何でしたか?

  【お客さん】
 今回は久し振りとの事もあり、福岡や愛知等の遠方からのお客さんもあり、
 本当に初期の頃の田野の音楽を知ってる懐かしい方々も数名・・・ひゃ〜!
 でも一番のビッグサプライズは、福岡LIVEでお世話になった「カフェドトワレ」の
 Chizukoママが来てくれた事。ご事情でたまたま東京にいらして、息抜きにと
 来て下さったのです。お馴染みのマダムikukoさんの粋な計らいでした。
 来て下さった皆さんが、少しでも明日を思う勇気を感じてくれたなら最高です。
 嬉し恥かし2007初LIVE。田野はお応えできたのでしょうか?

  【アンケート】
 ひで〜!ほとんど出てない。返せ戻せ送ってくれ〜!

  【エピソード三態】
 @二部が始まる前の幕間の深野さんの耳打ち
  「ヤバい!急げ!Joseが飲みモードに入ってる。出来あがる前にステージに上げろ!」
  ひゃ〜!果たして・・・?
 AJoseやんとのスキートークが尽きずに曲が始まらず、客席の深野さんが
  「ワンツースリーフォー」と掛け声。喋ってた我々は本当にそれで急に演奏を始めた・・・
  か、かつてない経験だった(汗) 深野義和のカリスマ性、恐るべし!
 Bひとしきり演奏して汗が吹き出す。Joseやんが青いハンカチで寡黙に汗を拭う。
  ん?田野も青いハンカチだった。取り出して一緒に(寡黙に)汗を拭った。
  マジで打ち合わせなし。LIVE後、我々は「ハンカチおうジ・・・オジさん's」と呼ばれた。

  【所感】
 ・・・楽しかったぁ。嬉しかったぁ。
 支えてくれたのはお客様と、素敵な仲間達でした。ありがとう。
 今後の事はまた考えよう。とにかくこんな繰り返しの中で、
 前を見ていれば明日はどんな人の元にも来るし、生きていればまた会える。
 だからきっとまたお会いしましょう!そして本年もよろしく!

                                 田野ユタカ