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田野ユタカのLIVE後記−37

2007 田野ユタカ LIVE

【初夏♪】

2007年5月5日(土) 子供の日
於:西荻窪“奇聞屋”

 
 この“初夏”の時期に東京でLIVEをやるのは久しぶりでした。
 やりたい曲がたくさん・・・でも、やはり新曲とバランスが大事!
 GWの終盤に組んだのは、もし仕事に忙殺されたとしても、
 曲作りやリハをこなせる時期・・・というのはやはり大きな理由でした。
 ん?昼間しか空いてない?果たして・・・早起きは?客足はぁ〜?
 音響は今回も駆けつけてくれた加藤さん。とにかく起きて向かった西荻窪♪

  そういえば昔、マーキーに出ていた頃はいつも昼間だったんだ。
  初夏!5月!そして子供の日!いい天気だ♪やるぞ〜、LIVE♪

 【構成その1】
 今回も一部の頭からJoseやん合体。爽やかな空気感を演出したい序盤戦。
 「no-one in the beach」でスタート。Joseやんギターの思わせインストから疾走感へ。
 この流れとギターの音色が大好きな曲。気持ちイイ♪
 2曲目は「ブルース色の雨に濡れてる」で、声はいきなりピーク。出る出る(^^)v
 ハープの音色が季節に合う気がする。3曲目は少し早目の夏「Dear Mermaid」。
 アコースティック音の心地良さに、何よりも自分がほぐれてくる。いいぞ!
 「風になる」。この時期歌わないでいつ歌う〜ってくらい狙ってた曲。
 う〜ん初夏だぁ。軽快なJoseやん3フィンガーに、申し訳ないくらいに下手くそな
 田野のBハープも楽しくなってくる。
 客席には作詞の七井ちひろさんの顔も・・・彼女が一番緊張してた?でもいい曲♪
 久々のオカリナ曲で「郡上恋歌」。加藤さんマジックでオカリナが切なく伸びる。
 お馴染みの「ガラスのマドンナ」「十二単」。そして「主のない部屋」で一部終了。

 気がつけば新旧織り交ぜ、アルバム収録曲が4曲も並んでました。如何でしたか?

 【構成その2】
 二部はソロでスタ−ト。久し振りの「メイ・ドリーム」。メルヘンでんなぁ。
 懐かしい曲「夕暮れ」。少し早い雨の季節を演出?「紫陽花の頃」を続ける。
 そして熱心にリクエストを頂いていたバラード曲「LOVE LETTER」。
 最近ソロコーナーが楽しくなって来ている。結構選曲で遊んでしまう。
 それでもやっぱり頼れる相方=Jose有海さんなしに田野LIVEは語れまい!
 再登場のJoseやん合体で終盤戦をたたみ掛ける流れ・・・大好き♪
 久しぶりの「瞳を閉じて過去を撃て」。今回は少し長めのアレンジで「芝居仕掛」。
 客席も一気にヒートアップしてくる!この抑揚が愛しい!Joseギター今宵も最高!
 順番的にどうかなと思ったけど、ここで新曲の「nude」を投入する。

 大切に、淡々と、でも移入してしまう感情には素直に・・・歌わせて頂きました。
 そしてラストバラードには、やはりこの時期に欠かせない「約束」を投入です。
 今回はこんな構成で、物語を紡いでみました。どうだったでしょうか?

 【アンコール】
 「準備忘れてた〜」で、慌てて音響のREIKOちゃんに頼んでコピーした歌詞カード。
 これで演ってくれってのが土台無謀なのに、「ほい」と受けてくれるJoseやんに感謝!
 「チャイナ・チャイナ・チャイナ」・・・もはやアウンの領域。楽しい♪
 「背中合わせ」。手拍子も軽快。気持ちイイ♪
 「CANVAS TOP」。二十歳になって、この日LIVEデビューのSがダンシング・・・嬉しい♪
 待ち焦がれた時は束の間の夢・・・本日のLIVE、終了です。

 【新曲】
 今回の新曲は「nude」。結構時間を掛けて取り組んだ曲でした。
 所詮人が年齢を重ねる中で背負い、培ってきたものって何なのか?
 自由という名の不自由?不自由に思えた自由?理屈も説明・解説も会話もいらない。
 整合性って何だ?日々拘ってきた物が、男と女の間では突然無意味になる瞬間がある。
 その時、人の心は無防備な程にヌードになる。そしてそれは、力むことでもなく、
 決して嫌なものでも恥ずかしいものでもなかった。むしろ心地よいような・・・
 んな?感じのイメージかな??取り方は皆さんの自由ですから、多くは語りませんが、
 好きな曲になっていく予感があります。聴いてくれた方、如何でしたか?

 【お客さん】
 びっくりした〜。やられた〜。高校生の頃、初めて人様の前で演奏した時の、
 そう、LIVEデビューした時のBAND仲間であるF岡クンが駆けつけてくれました。
 嬉し恥かし30年振りの再会で思わずハグ!30年振りのギターと歌をご披露。
 原点も原点!あの時一緒に大恥(?)かいてくれたから、今の田野があるのです♪
 あの頃の好きな曲は大半彼から入って来たといっていい程、田野の情報源でした。
 「そうかぁ、やっぱり続けていたのかぁ。田野なら判る気がする。」
 そう笑い、嬉しそうに楽しそうに聴いて行ってくれました。ありがとう!

 【アンケート】
 ひで〜!またほとんど出てない〜。返せ戻せ送ってくれ〜!
 でも新曲「ヌード」はインパクト大賞のようですネ♪
 「LOVE LETTER」は人気があるようで、嬉しいぞ!
 「郡上恋歌」「風になる」、いつもより長回しだった「芝居仕掛」も好評でした♪

 【エピソード三態】
 @先月、ネック損傷の大事故に見舞われたJoseやんの愛器「GIBSON チェット・アトキンス-SST」。
 前日にリハでリハビリし、この日とうとう復活の音色を奏でたのでした〜(拍手)

 A二十歳になったお祝いに、いつもはお留守番のSがLIVEデビュー♪
 他の方の邪魔にならぬよう我慢してたけど、アンコールでは封印を解いてダンシング♪

 B実はこの日、八ヶ岳から1台のポルシェが中央道を西荻窪を目指して東進。
 GWのあまりの渋滞に阻まれ、力尽きたのでした。その人の名は・・・6!


 【所感】
 体調はここのところいま一つ・・・発熱&咳&胃腸系も・・・
 それでもLIVEは気力を奮い立たせるに十分な動機であり、目的でした。
 GW中の昼間にも関わらず、多くの方が来て下さり、皆さんの顔を見た途端に
 体調はみるみる回復していく・・・不思議だなぁ〜!LIVE♪好きなんだなぁ〜!
 お越し戴いた皆さん!来れずとも応援してくれた皆さん!奇聞屋のスタッフの皆さん!
 加藤さん!Joseやん!深野さん!今回もありがとうございましたぁ〜!!!

                                 田野ユタカ