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田野ユタカのLIVE後記−82
田野ユタカ 3rd アルバム発売記念LIVE
“夢吟3rd♪”
深野義和 Presents!
2017年5月3日(水)
於:大塚“Welcome back”
出演:田野ユタカ
Jose有海
きょん小川
今成英樹
Hiroyo Watanabe
〜 Red Scanties 〜
ゲスト&特別出演:深野義和
【LIVEコンセプト】 夢吟3rd・・・Newアルバム“St. Silence”が完成しました♪ この間、色んな事がありました。折れそうな気持を立て直し、鼓舞し、 関わって戴いた方々との根気のいる膨大で緻密な作業の連続、積み重ね…。 そしてようやく出来上がってくれたアルバムを、万感の思いを込めつつも押し付けず、 皆さんにお届けし、聴いて戴き、この先お傍に寄り添わせて頂く晴れの日。 このLIVEのコンセプトに込めた、それがメッセージ・・・です♪ 【構成】 〜 1部 〜 アコースティックギター1本での「夢吟♪」から幕を開けます♪ 5年前の2ndで作った曲。今回も躊躇わずに選曲し、聴いて戴きたい思いを込めます。 そしてJose有海さんが合体して紡ぐ、最も田野らしいワールド?へ。 「no-one in the beach♪」で軽快に彩る初夏の風景を。 ぼちぼちアルバム収録曲のご紹介へ。まずは「星のゴンドラ♪」を歌います。 そして「京都・神楽岡坂♪」を続けて、「SAKURA♪」へと紡ぎます ここでアルバムを離れ、一息つく感じで「チャイナ・チャイナ・チャイナ♪」を挟みます。 横浜中華街の混沌と活気、極彩色な風景が会場を包みます。 1部の終盤は再びアルバム収録曲から「花火♪」を。 そして1部ラストには「君がいた海♪」を配してお届けしました。 Joseさんとの積年の阿吽を感じるステージ・・・如何でしたか? 〜 2部 〜 さて、2部です。 まずは一人で新曲の「五月の風の中で♪」をご披露。 遠い記憶の風景画のようなトーンの曲を・・・どうでしたでしょうか? ここでゲストの深野義和さんをお迎えし、暫しトークショーで四方山話を一頻り♪ そしてJose有海さんも合流し、アルバムのタイトル曲である「St. Silence」にトライ。 本当に久しぶりとなってしまったFATハーモニーでのお届けです。 お客様はウルウル…やってる我々はもっとウルウル(笑) 会場が独特の世界観に包まれたように感じましたね。もちろん我々も…です。 さて、ここからの中盤〜終盤戦はBANDで♪“Red Scanties”の登場です! 今回のBANDには紅一点でHiroyo WatanabeさんがKeyboard&Chorusで参戦。 Guitar&Chorusは今回もバンマスのJose有海さん。 Baseはお馴染みのキョン小川さん。Drumsには今成英樹さんという強力メンバーです。 深野さんの拘り(笑)で、全員下着はもちろん 赤…Red です! アルバム収録曲を畳みかけます! 導入は「Fan♪」で軽やか&爽やかに。手拍子に合わせて繰り出す変な(笑)踊り♪ 次いでRock'n'roll曲「LadyFun-Fun♪」をかまして既にアクセル全開です! 危ないテイストで危ういダンス(笑)での「オブラート♪」でディープな世界へ。 ここからは田野もギターを持っていよいよ佳境へ。 「刹那の夏♪」を…Joseギターが啼く♪ やはりあっという間の夢時間…ラストは「ブルース色の雨に濡れてる♪」をお届けして、 アルバム収録全11曲をご披露し終えました!一度幕を降ろします… 〜アンコール〜 間合いもそこそこにかます「摩天楼ホテル♪」!客席も変な踊り全開です(笑) 夢の続きにもう一度「Lady Fun-Fun♪」〜大塚Welcomebackバージョン〜! おっとメンバー回しの順番を間違えたぁ〜(ノ∀`)アチャー そして最後の1曲は「鏡の中の東京タワー♪」を一人で語り、夜はお終いに…。 【新曲】 「五月の風の中で♪」 昔なら触れなかった心の中に感じた僅かなすれ違いと微妙な後悔。 今ならきっと上手に、素直に、楽しく拾えたであろう幾つかの場面達。 奇をてらわない曲調と歌詞で綴った心象風景の曲でした。 自分へのノルマ=LIVE毎に新曲を1曲… だからこそつながって行った3rdアルバムなのかな? 【エピソード】 今の自分はバンドを背負えるんだろうか?LIVEを組んだ1月、正直不安でした。 色々な事情から、燃え尽きても今回をやり切る…これが最後でも後悔がないように。 覚悟を決めて挑んだ今回のLIVE。でもそんな裏側を、表には微塵も出すまい・・・。 週末しか時間が取れないので随分と早い段階から週末リハーサルを重ねていました。 仕事では厳しいプロジェクトを担い、消耗する中、息抜きに飲みにも行きたいのを抑え、 地道に少しずつ積み上げて行ったリハーサル…練習量は嘘をつかない。 スタジオでのBANDメンバーとのリハーサルの時、身体は自然と動きましたが、 声は出切っていない。前日まで仕上がったという実感がないまま迎えた当日。 本番はやはりリハーサルとは比べようもなくパワーが要るもの。 でもやれる事は全てやり切った。開き直って臨めたステージ。 その場所に立ってみると、待っていたのは、見えたのは、 いつものあの顔この顔、嬉しいあの顔この顔、懐かしいこの顔、 サプライズな顔、顔、顔…嬉しい!どれほど救われた事か(笑) LIVE。やはりそれは受け手と送り手の融合で成り立つもの。 皆さんの笑顔が見たくて頑張る曲作り、アルバム作り、そしてLIVE♪ 結局それは皆さんと共有する共同作業でした。 積み重ねた全ての事は、結局は自分に返って来るものなのです。 皆さんも色々な事情を乗り越えて集ってくれているのだから、フィフティーですもんね。 そんな素敵で誇らしいお客様がいるから、続けて来れた…改めて実感した夜でした。 LIVE後の田野は…やはり燃え尽き症候群で寝込みました(笑)が、今は元気です! 【客 席】 客席にはアルバム制作に関わってくれた多くの方々も見守ってくれました。 9曲のレコーディング・ミックスとマスタリングの他、プレスから パッケージングまで手掛けてくれたグラミー賞音響エンジニアの加藤さん。 2曲のアレンジとレコーディングでお世話になった編曲家の西村さん。 ジャケット、インナーのデザイン・レイアウトを手掛けてくれたまつむらさん。 写真を提供してくれた岩本さんも根本さんも来てくれました。 遠方からも多くの方が駆けつけてくれました。 静岡から梅さん!愛知からみえはるさん!岐阜からは司さん! シンガポールからはHiroeさんがイケメンの息子さんとご同伴! そして八ヶ岳からは音響の担当番組を終えてからROKU岩切さんが駆けつけてくれました。 この5年間の間にも色々あったけど、彼がこの空間にいてくれた事は素直に嬉しい。 おっと、千葉方面からは久しぶりのYukieさんが娘のRinaちゃんを伴って客席に♪ 福岡から千葉に移り住んだマダム育子さんも大塚にホテルを取って駆けつけてくれました。 この日もWelcome Backは大入り超満員! 直前に突発で来れなくなった方や来たかったのに事情が許さなかった方も多かったですが、 応援メッセージありがとうございます!満員になってくれた夢吟ステージ・・・ いい夜になりました。感謝♪ 【アンケート】 皆さんの「今日のお気に入りを教えてください」のコーナー(笑)。 幅広く票を戴きました。それぞれのお好みが良く伝わって来ます。 どの曲も誰かの心に届いてくれている…その実感が嬉しいです♪ 今回はやっぱり深野義和さんが久々にステージで歌声を聞かせてくれた、 アルバムのタイトル曲でもある「St. Silence」が最もご好評を戴きました。 私自身が3人で歌っている事に感激してましたが、お客様はよく知っていますネ! 次点は「SAKURA」と「花火」…和も絡ませた田野らしい曲とのご講評も頂戴しました。 更には「星のゴンドラ」、「Lady Fun-Fun」、「君がいた海」がご評価頂いていましたね。 皆さんが本当によく聴いて下さっているのが伝わって来ました。 本当に本当に、ありがとうございました。 【所感】 深野義和さん。 総合プロデュース、本当にありがとうございました! 貴方に褒められたくて、貴方を喜ばせたくて、田野は曲を作り歌い続けて来た所があります。 様々な事情が5年前とは違う。健康状態も、生活事情も、体力やメンタルも… それはお客様各々にもにも言えることではありますが、 だけど我々は5年前を上回るアウトプットを出してこそ、お客様に伝わるんですよね。 「前の時ほど手伝えなかった」と楽屋で仰ってましたが、 使い消耗したEnergyは前回を遥かに上回っていたこと、田野は判っていました。 やり切りましたよ!貴方のお陰です!ありがとうございました♪ アルバムの9曲のアレンジと、LIVEではBandの仕切りやアレンジのまとめ、 アコースティックステージも含め、今回も大活躍のJose有海さん。 きょん小川さん。今成英樹さん。Hiroyo Watanabeさん。加藤さん。西村さん。まつむらさん。 今回もアルバム販売にもご協力を頂き、気持ちの良い対応でお客様を迎えてくれた、 大塚Welcome Backのスタッフの皆さん。 本当にありがとうございました! 何よりも期待し、求め、励まし、足を運び続けて下さったファンの皆様。 出来ましたよ、3rd!お届けします!聴いてやって下さいね! 心からありがとうございました〜(*^^)v 2017年5月3日、田野はやっぱり・・・幸福でした♪ 多謝&感謝♪ 田野ユタカ |