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田野ユタカのLIVE後記-84

田野ユタカ LIVEツアー '2017秋 八ヶ岳

“夢吟 in 八ヶ岳”
~アバウトな約束を果たすために~

於:八ヶ岳“Palm Spring”
2017年9月2日(土)

出演:田野ユタカ Guest:デンプシーロール



 【八ヶ岳レコ発LIVE】

 今年のパームLIVEは、八ヶ岳での3rdアルバム発売LIVEとなる。
 鈴木チーフと早めにスケジュールを詰める中で、チーフのBand「デンプシーロール」の出演を打診。
 意外にもあっさりOKとなり、半信半疑のまま旅立ちを迎えた。
 “アバウトな約束を果たすために”、数えきれないほどに通った聖地八ヶ岳へ!
 この地で渾身のアルバム「St.Silence」をリリースする為に、夢吟を紡ぎに来た!


 【構成】

 今回はアルバム収録曲を中心に・・・

  ~ 一部 ~
 「夢吟♪」でLIVE IN。「夏色のドレスで♪」で紡いだ導入部分。
 アルバム収録曲をそろそろと言いながら、譜面の頁を2枚捲ってしまい、
 「星のゴンドラ♪」が抜けて「京都・神楽岡坂♪」を先に歌ってしまい、
 「Kの夏♪」を歌ってから「あれ?何でアルバム収録曲が続いていないんだ?」と気づく 汗
 順番は後先になりましたが、これはこれでハプニングが成す構成の妙か、違和感はない(笑)。
 ここで「星のゴンドラ♪」をしっかり歌って「避暑地の恋♪」を挟みます。
 再びアルバム収録曲から「花火♪」をご披露。
 一部のラストには、やはり今年も「約束♪」をお客様とシングアウトしました(^_-)-☆

 ~ 二部 ~
 二部の一曲目はソロで、新曲の「Believe in Mine♪」を持って来ました。
 ここでいよいよデンプシーロールをお呼びしてのコラボステージ。
 まずは「Lady Fun-Fun♪」をかまします。楽しいネ!
 ここからはデンプシーロールのゲストコーナー。まずは「ミシシッピーリバー♪」。
 次いで「夕暮れ♪」。出来たばかりの時、鈴木チーフが弾き語りで田野LIVEで歌ってくれた曲。
 そして3曲目の「ジェラシー♪」には田野も乱入してハモリをカマス!3声部分が気持ちいい♪

 再び田野の曲に戻り、with デンプシーロールでいよいよ佳境へ!
 アルバム収録曲から「刹那の夏♪」を。更に「ブルース色の雨に濡れてる♪」を配してシャウト。
 そしてラストには、またギター1本に戻って「君がいた海♪」をお届けしました!
 如何でしたでしょうか・・・


 【アンコール】

  今回は「Negura Far Away♪」「鏡の中の東京タワー♪」をギター1本で。
  
そして再びデンプシーロールをお呼びしての「Lady Fun-Fun♪~八ヶ岳Version~」をお届け。
  踊れや歌えや♪宵・酔い・善い~♪
  と、子供さんもいらっしゃったので、今宵はここで一旦おしまいに…。


 【新曲】

 「Believe in Mine♪」
 自身を信じて・・・。
 会社生活振り返った自分自身への応援歌でした。
 全て自分が背負えばいい事。許せないものを許さない事はとてもエネルギーの要るし消耗もする。
 でも損得でなく、許しちゃいけないものを許さない事で貫くだろう♪
 最後まで後輩達には迎合しない背中を見せつけて、胸を張って去りたい(笑)


 【エピソード】

  かれこれ30年以上に渡り、通い、歌い紡いできた聖地「八ヶ岳高原」。
  出会い、長きに渡って共に様々なシーンに拘り、試行錯誤して来た盟友であり、
  先輩でもある鈴木チーフとのジョイントは、3バンド目になる。
  オールドマン・ブラザース・バンド(OBB)、フリーダム・・・懐かしいなぁ。
  そしてデンプシーロール。メンバーはOBB時代に目をキラキラさせて見ていた当時の青年達が中心。
  そう考えると中々楽しい共演であり、同時に時の流れは感じてしまう。
  ギターはタダシこと小尾禎。ベースはタケちゃんこと保坂武彦。ドラムはケンさんこと深沢健。
  そしてバンマスはギター&ボーカルのチーフこと鈴木忍!
  前日入りし、夜の一回だけのリハーサル。すごく仕上げてくれていた。ありがとう。嬉しかった。
  3rdアルバム発売の節目のLIVEは、彼らのお陰で忘れ難い、思い出深い1頁になってくれた♪

  仕事では年齢的な節目から転勤を覚悟せねばならず、しばらくLIVEを組む事が難しくなる。
  最後ではないが、このLIVE後は再びこの場所に立つ為の少し長い迷走飛行に入るつもりでいた。
  デンプシーロールは11月に恒例の東京・高円寺のツアーがある。
  今回4曲の共通レパートリーが加わった事により、「出なよ。出ちゃえば?」と、
  無邪気な笑顔でチーフに誘われた。やるか・・・まだ転勤はしていないタイミング。

  鈴木忍は田野が迷った時、いつだってこの場所に立つ道筋を、いとも簡単に計算なく作ってくれた。
  当たり前と思ってはいけない。本当に感謝だ。出るよ!高円寺「次郎吉」♪楽しもう♪


 【お客様】

 今回はMadreさん御一行様が早々にご予約、ありがとうございました。
 Yukari母さんと鹿児島から帰省中のキンちゃんも駆けつけてくれました!
 今回もLIVEレポートをお願いしたMinaさんは名古屋から、大山ご夫妻と合流してのご来場。
 自然屋のご主人せおしんじさんもお久しぶり(^^)v。

 ピミエンタの二人、清水ご夫妻、きまぐれ時間さん達が、ご事情やご都合で来れなかったのに、
 客席は満員御礼となってくれました。
 それでもピミエンタの二人はホテルでの演奏を終え、LIVE終演後だが顔を見せてくれ、
 清水ご夫妻は翌朝のMadreさんでのブランチに来て下さり、再会する事が出来ました。
 きまぐれ時間さんはご事情で東京にいらっしゃり、店を暫く開けていないようです。
 やはりLIVEにお運び戴くという事は、様々な偶然や大人の事情を掻い潜れた結果であり、
 大人が集うというのは本当に大変な事。肝に銘じてありがとうと言わせて下さい♪


 【所感】

  楽しかった♪
  燃え尽きたぁ~!。
  声枯れたぁ~!。

  初秋の八ヶ岳高原。
  八ヶ岳はあの頃のままだった。
  何も言わずに佇み、時に微笑んでくれているようにも見える。
  一つだけ約束をしておきました。
  また歌いに来るさ。待ってておくれよね(^-^)/


                                 田野ユタカ