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田野と素敵な仲間達の話−4

ROKU岩切さんて誰だ?編


 もうこのHPではお馴染みの、ROKU岩切こと岩切修一郎さんとは、
 もちろんパームスプリングの鈴木チーフの紹介で知り合いました。
 ROKUさんは実は、田野が湧いて出た?杉並区とはお隣の中野区の出身なんです!
 よく遊びに行ったブロードウエイの近くで、同じ年代を近い文化圏、生活環境で
 育ったせいか、話し下手の二人ですが、違和感なく入っていけました。

 ROKUさんの事、あまり根掘り葉掘り聞いた事もないので、
 実は今もよくは知らないのかもしれない。断片的に知っている事は、
 東京ではスタジオミュージシャンのギタリストだったらしい事。
 色々うざったい事に嫌気がさして山に移り住んで来たらしい事。
 ログハウス…その名も「ROKU’S HOUSE」を、自分で建てたらしい事。
 「らしい」が多いのは本人から直接聞いた訳じゃないので…直接知っているのは、
 その華麗なギターと、遥かに卓越した音創りの職人技です。

 ROKUさんの第一印象は、*細い *繊細 *キレイな長い髪 *宇宙人?
 極めつけは「若き仙人???」…てなとこでしょうか?
 万年睡眠不足のROKUさんのちょっと疲れた(実は本気でかなり疲れてる)
 横顔に、娘達は胸キュンするようです。そんなROKUさんは、
 いつからか田野の八ケ岳LIVEでは欠かせない存在になっていました。
 本当はかなり忙しい人なので、鈴木チーフが別のギタリストを紹介してくれたり
 思いやってくれますが、忙しいのを承知で田野はまずROKUさんに声を掛けます。
 ROKUさんがNGの時は無理してLIVEを入れません。

 多分ひねくれ者(?)の田野を素直にしてしまう不思議なオーラを持つ数少ない一人です。
 田野はそのアドバイスをすんなり受け入れているところがある。これは理屈じゃない。
 気がつけばROKUさんとの場数も増えて来たなぁ…
 甲府の「正の木稲荷」の祭礼で、お神楽の上で歌ってた事もある。
 テキヤのおばちゃん連にゃ受けた…巫女さん達がきゃわいくて…うにゃうにゃ…
 清里の清泉寮の収穫際でのストリート系もやったけど…36時間程寝ていない
 ROKUさんは、ほとんど気を失ってた…どれも楽しかったな!

 ビートルズもマイケルジャクソンも泊まった赤坂のCTHでのイベント直前、
 Joseさんが急病で手術・入院してしまい、急遽八ケ岳からROKUさんが
 駆けつけてくれた事があります。機械音痴な上、PA系に全く疎い田野に代わり、
 ROKUさんは旧ヒルトンの比較的クラシックな、コンサートを前提には
 作られていないホールで、極力あるものを利用して最善の音を作らねばならず、
 (田野は助手(・・?)華やかな舞台裏で大変な訳です。リハも仕事のスケジュールも、
 本人は言わないけどかなり無理してくれたんだと思う。

 イベントは日仏国際結婚カップルの日本でのお披露目パーティーでしたから、
 お客様はお仏蘭西の方が半分以上です。
 「京都・紅」や「十二単」などを織り交ぜて無事にイベントが終了すると、
 打ち上げにも参加出来ず、ROKUさんは仕事に戻って行きました。
 翌日早朝も「ズームイン朝」の仕事が甲府であった筈…
 ギャラもリハと本番の交通費にしかならないのに…ROKUさんはそんな人です。
 しょうもない友人の救済はともかく、イベントの主を祝福していたんだね…(^^)

 「ROKU’S HOUSE」がなんなのかよく知りません。
 ROKUさんのヤサである事は間違いないのですが、
 表には「keyコーヒー」の看板があり、バイク、ジープ、スポーツカーが停まってる。
 入り口は喫茶店のような作りだし、かつて営業してた気配?
 確かにコーヒー屋のマスターがめっちゃ似合いそうな
 雰囲気とキャラなんだけど…喫茶スペースにはスキー板が展示・陳列されており、
 後は…機材置き場?じゃあスタジオ?でもない…
 不思議な空間「ROKU’S HOUSE!」
 近々ここでアルバム収録曲の一つを、初めてROKUさんのアレンジで
 レコーディングする予定です。ひゃ〜、楽しみっす!


  つづく