田野のつれづれ日記19

博多散歩2 編


                          Photo by ROKU-IWAKIRI

 ・・・出発♪
 2008年11月8日。空はぼんやり曇り空。2度目となる福岡LIVEの日。
 今回はROKU岩切さんに同行願い、サポートして頂く事になった。
 朝の10時半。ROKUさんが車でピックアップに来てくれた。
 ギターを車に積み込み、用意していたコーヒーを手渡し、いよいよ出発だ。
 青梅街道を新宿へ。首都高速に入る。都会の秋の風景が車窓を流れ、渋滞もなく順調だ。
 11時半には空港に到着。ANAカウンターで慎重な取り扱いをお願いし、ギターを預ける。
 時間に追われぬゆったり旅がいい。昼食も機内で済ます為、さぼてんのかつサンドを仕込む。
 ゲートチェックでROKUさんが引っ掛かる。金属類持ちまくり…これじゃ無理だよぉ(笑)。
 女性検査官に耳打ち。「怪しいですから徹底的に調べてやって下さいな。」
 笑うに笑えぬ検査官…かわいいネ!253便はほぼ定刻に羽田をTake Off!旅は快調だ!

        

 福岡空港に到着すると、タクシーで大橋の新生カフェドトワレさんへ!いよいよLIVE!
 移動の車中で、徐々にモードスイッチを切り替えて行く。
 ここからLIVE終演迄の下りはLIVE後記とレポで…


 ・・・After LIVE♪
 LIVEがはねて、タクシーで西中州のホテルへ。チェックインなら午前0時…ん?どこかで?
 ホテルは予算上リーズナブルながら、小奇麗で感じがよい。中州のネオンを川向うに眺める。

 さて、小腹も減ったし飲み足りないし、二人で中州に繰り出します。西中洲の隠れ小路から、
 出会橋を渡る。那珂川の護岸が工事中のせいか、名物の屋台があまり見られないのは寂しい。
 本通りをプラプラする。あ!九州場所で来てる大相撲の琴光喜だ。たにまちと飲み歩いてら。
 大丈夫かぁ〜?本場所!頑張れよ〜!!!

 結局中州の外れの、以前行った事のある田野のたにまち(?)筋のダイニングバーに落ち着く。
 田野はバーボン。飲まないROKUさんはパスタとウーロン茶。お疲れ様の乾杯。パスタ美味♪
 以前の福岡LIVEは日曜日。Joseさんと歩いた中州は閑散としていたが、今回は土曜日。
 週末の賑やかさと喧騒が音楽のように心地よい♪反省会(?)は深夜に及ぶ。
 今日迄二人ともハードな日程の果てにここに辿り着いた。爽快な疲労感と睡魔に包まれ、
 夜会は未明に散会。那珂川に映るネオンの反射を愛でつつ、テレテレとホテルに帰還。


 ・・・博多散策♪
 翌朝も花曇り。10時にロビーで待ち合わせたが、田野は朝食に間に合わず(泣)。
 ROKUさんによると焼きたてのパンが美味だったそうな…う〜ん!
 チェックアウトしてホテルに荷物を預け、プラプラと散歩に出掛ける。

 以前の福岡LIVE翌日にも辿った田野風珠玉の博多凝縮コース?まずは櫛田神社へ。
 博多祇園山笠の鉾が奉られている有名なお社だ。

      

 櫛田神社正面から入ると、人力車の兄さんが誰かを待っている。その奥にはなんと花嫁さん♪
 そしてその奥には今日も、皆が見上げる山笠の鉾が威風堂々と姿を見せてくれた♪

            
 櫛田神社を出ると、これも前回同様に姿を見せた角のうどん屋「かろのうろんや」!!!
 そしてその脇の路地を抜けると、川端ぜんざいの看板も見え出し、
 田野が最も商店街らしい商店街と思う「博多川端通り商店街」がある♪

       
 川端ぜんざいもかろのうろんも、今だに食した事はないが、いつかは制覇したいアイテムだ!
 商店街をまったり流し、お花屋さんで少々用足し♪その後もたらたらてれてれと足の向くまま。
 キャナルシティ博多へ抜ける。さてさて、少し休もうか♪美味しいコーヒーが飲みたいぞ♪

   
ちょっと優雅にグランドハイアットホテルの二階のラウンジへ。
 ここは少々お高いが人も疎らで、キャナル名物の時報噴水が特等席で見れるお気に入りの場所。
 コーヒーも美味しいし、時間を忘れるゆったり空間。キャナルはもうX'masモードだなぁ。
 これも季節感。まったりと時を過ごし、少々腹が減って来た。そう言えば福岡入りしてから
 あまり博多っぽいものを食べてないぞ!博多ラーメンの絶対ウマいのを食したい…で一致!


 ・・・博多ラーメン「一蘭」♪

 とんこつラーメンの店は日曜の昼間は中々開いていない。それでも幾つかの店をやり過ごし、
 ふと出張の時にいつも泊まるホテル近くの、気になっていたが未だに行く機会がなかった店…
 「一蘭」を思い出し、歩く歩く。地下鉄中洲川端駅近くに果たしてこのお店は…やってた。
 観光ガイドを握りしめた女性客が少し列を作っていたが、回転がよさそうなのでここにした。
 長浜や幾つかの屋台も食べ歩いたが、さほど通でもマニアでもない田野としては、嗜好第一。
 食べた後の、「とんこつラーメンを食べたぁ〜」という満足感があれば十分。
 「これが博多ラーメン」「いや、こっちのこういうのこそ博多ラーメン」「とんこつとは…」等、
 人様の価値観などどうでもいい。そんな田野とROKUさんにはこの「一蘭」は大正解だった♪

 入ってみてシステムに驚く。個々の独立したエリアで、自分の好みを前面にリクエスト出来る。
 例えばスープは5段階から選ぶ。あっさり、ややあっさり、普通、ややこってり、こってり…
 これが麺の固さやネギの有無から種類選択、チャーシューの有無、秘伝のピリ辛たれ有無まで、
 全てその日その時の自分の好みでアレンジ出来る。手元のリクエスト表を埋めて前に出す。
 声を出さずとも店員とのやりとりが出来る事から女性にも人気があるのだそうだ。
    ROKUさんヴァージョン@食べ掛け
 ややこってりスープで麺は博多基準の普通、刻み青ネギとチャーシュー入りで秘伝のタレ不要。
 半熟卵を追加オーダーして田野のオリジナルの味を堪能した。美味い♪
 半替玉というオーダーで替玉も追加。満足満足。食った気したぁ〜♪
 ちなみに器は有田焼…いいなぁ。この店はキャナルにも支店があるが、確かいつも混んでいた。
 この本店は定宿にも近く、今後はひいきにしたい店だな(^-^)v


 ・・・帰路♪
 秋たけなわの博多を後に、福岡空港への車中から見える町並みは木々が色づいて綺麗だ。
 途中福岡マラソンの通行規制でやや渋滞するが、少々早目に着き、早い便に切り換えられた。
 お土産を買い込んでも多少の時間があったので、空港ラウンジでゆったりした後ゲートイン。
 羽田で滞ったROKUさんがすんなり通り、今度は田野がベルトやら靴の金具やらで滞る。
 ROKUさんが女性検査員に「悪い人だから捕まえて」とか言っているように見えて恨めしい(笑)。
       
 機内では最後部の列に着席。普段は航空会社の社員が移動の時に座るエリアだ。寝るには最高!
 福岡をほぼ予定通りに飛び立ち、東京へ。準備に多くの時間と労力を費やしたツアーが終わる。
 少々寂しい。今回も色気のない男二人旅…でもいいものだ。色気ならLIVEで沢山戴いたし(笑)。

 羽田に着いて、ROKUさんに車で家迄送ってもらう。道は環七をセレクト。大正解のノン渋滞。
 ROKUさんは田野家のPCにこの写真達を写して行ってくれた。何から何までありがとう!
 「お疲れ、ROKUさん!大人の遠足、楽しかったネ!でも家に帰る迄が遠足。気をつけて!」

                                  おしまい





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