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つれづれ日記−24
VIVA NZ 編
2010年12月初旬…なぜか遥かなるニュージーランドを訪れる機会が舞い込んだ…ビ、ビックリしたぁ〜! 仕事は早めに1週間の休暇を申請し、「なんびとたりと犯すべからず」オーラを出しまくる(^-^)v 田野にとって、ちょうど20ヶ国目の異国はニュージーランド…うん、悪くないぞ(^m^) この国はイギリス移民が開拓した国の一つで英語圏。歴史はともかく、先住民文化も大切にしている。 〜クライスト・チャーチ〜 ニュージランド航空で成田から10時間余り、クライスト・チャーチに直行しての入国。 へぇ〜!古い教会を中心に発展してきた?素敵な街なんだなぁ。教会も想像以上に素晴らしい。 南半球のこの国では、12月は正に夏…初めて経験する真夏のMerry Christmasだけど、さほど違和感はない。 南極が近い氷河のある国の南島だから、日本とは真逆で寒くも暑くもなく、程良い季候だなぁ。初夏という感じ。 カラッとして、日本の軽井沢の夏のような肌触りが心地よい。夜8時でもまだ明るく、1日が長くてお得な気分だ♪ のんびりとしたこの街に来たら、移動はいわゆるチンチン電車のトラムがご機嫌♪ そして町中を流れる水の澄んだエイボン川をゴンドラに揺られて楽しむパンティングがよかったなぁ♪ 街中をのんびり歩いても時間はしれているが、そこをあえて、トラムやパンティングで更にのんびり廻りたい。 建物の中ではタバコが吸えないこの国では、お洒落なオープンカフェもそこそこ多いので助かった。 博物館やら手工芸品のアトリエなんぞをのぉ〜んびり観て歩き、小物を買ったり時々カフェ…しばしばビール? NZ料理もいいんだけれど、意外と日本人経営の日本食屋さんには苦労しない。食事は総じて…美味〜♪ 大きな公園は緑も豊かで、広くて綺麗で人影も疎ら。パンディングで川から見た風景を、丘から辿る。 木々は鬱蒼と茂るが、手入れが行き届いている。解放感があって、古い大木は木登り可…て、おいおい(^_^;) 〜テカポ湖〜 クライスト・チャーチに2泊の後、長距離バス4時間の旅で到着したテカポ湖は、本当に絵葉書のような湖。 途中の車窓では、この国の人口の10倍はいると言われる羊・羊・時々牛・んでまた羊…だらけだった(笑) 有名なマウントクックも垣間見えた。山々が抱く氷河の雪解け水が長く地中に沁みて石灰を溶かし、 湧水となって集まり、独特な色彩を放つ美しい湖になった…それがテカポ湖。のぉ〜んびりと時間が流れる♪ 誰がどんなカメラで撮ったって、みんな秀作になっちゃうくらい美しい風景がそこらここらにある♪ テカポ湖に突き出た丘の上に、ポツンと瀟洒で古い小さな教会があった。「善き羊飼いの教会」というそうな…。 有名な観光スポットらしいが、到着した時間が午前中だったせいか、人影はまだ疎らで穏やかな空気が漂う。 その小さな礼拝堂の窓は湖に向かって作られ、十字架越しに絵葉書のような風景がそこにあった。 この教会で行われる身内の結婚式に出席するのが、今回の旅の主目的。感動に包まれたのは言うまでもない。 ホテルからの送迎は、身内の計らいで何故かリムジン♪ 無駄に(笑)決めてみせるが、ホテルはあっという間(汗)。ホテルはメゾネットタイプで清潔で広く、 2Fにバルコニーがある。どの部屋からも氷河を抱いた山々と湖が窺える。 足元の草はらには、野ウサギが出入りしている。夜は南十字星を中心とした星屑が本当に綺麗だ。 バルコニーで星を仰ぎながらビール&タバコ少々(^m^) 標高も高いのか、この時間はそこそこ冷える。 周囲は昼間もとても静かで、夜は更に静寂の中で天体ショーを見上げる感じ。細胞が息を吹き返すなぁ。 星の瞬きの音に耳を澄ます…そんな感じかなぁ。本当に素敵な所でした。去り難し、テカポ湖。 〜オークランド〜 2泊した後、専用車でクライスト・チャーチの空港に戻り、今度は国内線で北島にある首都のオークランドへ。 いや〜、さすがに都会だ。ハイウェイが走り、高層ビルもチラホラ。ここだけは羊より人間の方が多そうだ(笑) オークランドは正に「異国の港町」…という印象。 大小様々な島々へ渡るフェリーや、外国への大型客船がひしめく。 ウオーターフロントはトレンド&グルメスポット。美味しそうな洒落たお店があちこちにひしめいている♪ 早い時間からオープンテラスの店は満員だ。活気があるが、東南アジアのそれとは趣はかなり異なる。 こりゃあやっぱり魚介類がンマイ?有名な老舗の「チンチン・オン・キー」は、歴史が薫るフェリーターミナルにある。 格があって落ち着いた品のあるお店。でも空気感は意外と気さく。全文英語のメニューはチンプンカンプン(笑) 料理を尋ねたウエイトレスは、所作はスマートながら笑顔がかわいい♪ 勧めてくれた白ワインと料理も美味だ♪ 海側は大きなガラスのみだから明るく、港町の風景が映画の1場面のようにうごめいている。 行き交う異国の恋人達の風景が心地よい。ウエイトレスにチップをはずみ、ほろ酔いでウッディな桟橋を流す。 都会は都会だが、歩く人の数は程良い賑やかさだ。とても充たされた気持ちになる。街は歩いていて楽しい♪ お土産でも少し買おうかと…ん?何で大橋巨泉さんの店があるんだ?羊毛製品をしこたま買い込んだ。 バンジーで有名なスカイタワーは街のどこからもでも見えるので、ランドマークになって便利だ。 が、結局行かなかった。展望台は足元がガラス張りで、スリリングだという噂だ。観光は…別にいいや! なのに何故か動物園に行った(笑)。日本じゃとんと御無沙汰してるのにネ(^-^; でもこれが意外と…♪ キリンさん、ゾウさん、ライオンさん、シマウマさん…あれ?こんなに楽しかったっけ〜? 人々も皆親切に思えた。都会は都会なりにニュージーランドという国の懐が垣間見えた気がして、心地よかった。 のんびり過ごしたのに、あっという間に2泊が過ぎ、帰国の日の朝…空港への専用車が迎えに来た。 〜終幕〜 今回の渡航は仕事ではない分、やはり断然楽しかった。ニュージーランド…大好きな国の一つになったよ。 クイーンズタウンとかマウントクックの氷河とか、行ってみたい所もまだ沢山あったけど、今回はこれで充分だ。 一週間…こんな旅が出来ることは、もう暫くはないだろう。でもだからこそ、この旅が尊いよね。 自分へのご褒美のビジネスクラス席で、シャンパンとワインに酔い、心地よい眠気に身を委ねる。 想い出と感動をありがとう。VIVA NZ(ニュージーランド)♪ 日本に帰ったら、LIVEが待っている! そしてこの旅からも、いつかきっと曲が生まれてくれる…そんな気がするな♪ おしまい Thank you for a long time & I wish you every happiness. 後日記 2011年2月22日。ニュージーーランドのクラストチャーチは、直下型の大地震に見舞われました。 ここで紹介させてもらった大聖堂も、瓦礫の山と化した被災地映像をTVで見て、大変ショックでした。 犠牲になられた尊い生命に心からお悔やみ申し上げます。そして、築いてきた歴史の重みと尊さを、 育んで来たのもまたこの国の人々…立ち直り、歩き出し、新たな歴史を刻み始めて欲しいと願います。 でもこれを書いている段階で、まだ行方不明の方々が大勢いらっしゃいます。祈らずにはいられません。 どうかお一人でも多くの方が無事に救出されますように… |