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   つれづれ日記−6


   「パリ・ダカ」菅原さん応援歌−編


 ご存知の方も多いかと思いますが、田野が勤めるH自動車では、
 あの「パリ・ダカールラリー」に参戦し、大陸の国々が威信をかけて送り込んで来る
 モンスターカミオン達を相手に、4T級の市販トラックベース車で、
 見事にカミオンクラスを制覇しました。
 「パリ・ダカールラリー」・・・通称「パリダカ」は、大きくは二輪車、四輪車、
 そしてカミオントラックの三部門に分かれ、パリで車検を受けた参加車両が、
 約三週間をかけて、アフリカのダカールを目指すという、世界で最もメジャーで
 最も過酷なラリー界の最高峰レースです。そのラリー・・・通称「パリダカ」で、
 我がH自動車のカミオンに世界最高峰の称号をもたらせ続けてくれている
 ラリードライバー、それが日本レース界の草分け「菅原義正」さんなのです。

 今は残念ながら不況の只中にあるH自動車が、企業チームを組む事は
 ままなりません。しかし菅原さんは、プライベートチームとして、H自動車の
 些少のバックアップと、社員個々の自主カンパ、自ら集められたスポンサー等の
 ご支援により、60才を迎えられた今年もパリダカに挑戦します。
 菅原さんは40才の時に、初めてパリダカに二輪車クラスで参戦し、
 唯一「二輪・四輪・カミオン」の全クラスに参加したドライバーとしても有名です。
 ラリーを始める年齢としては異例の遅まき参戦ながら、毎回優勝争いを演じ、
 トップクラスの戦績を残しつづけ、今年とうとう還暦&20周年のメモリアル参戦を
 果たそうとしています。

 そんな菅原さんは、パリダカファン、ラリーファンならもちろん、
 H自動車の社員も皆知っているビッグネームです。東京モーターショーに
 ラリー参加車両が展示され、田野がたまたま説明員でついていたりすると、
 さりげに菅原さんが現れて、見物人が喜びそうなツールを置いてさりげに去っていく
 「ん?誰だ?お客さん?係員?す、菅原さんだよ〜!」 若い頃は知りませんが、
 普段は寡黙で無口で優しげなお父さんです。とてもあの激しいラリーを戦い抜いた
 猛者には見えません。道をある程度極めた人って、そうなのかもしれませんね?

 でも、縁ってあるもので、田野のLIVEの相棒「Jose有海」さんは、
 菅原さんのパリダカ「カミオンクラス参戦」当初のドキュメントビデオを
 H自動車が制作した時、偶然仕事として疾走シーンに流れるBGMのギターを
 弾いていたのです。Joseファンには貴重なプレミアム物のこのVTRは非売品ですが、
 田野家と有海家に一本づつキープしてあります。そんな関係もあって、
 田野もJoseさんも菅原さんを身近には感じていました。

 この夏、菅原さんと仕事でご一緒する事となり、高知にある得意先の創立30周年の
 記念式典に、カミオンを運転して菅原さんがノーギャラなのに自ら来てくれたのです。
 地元のTV局は取材に来るわ、トークショーは開催されるわ、
 田野は裏方として大忙しでした。夜は得意先のご招待で、酒宴をご一緒しましたが、
 そこそこ飲むのですが、決して乱れません。もちろん仕事で、得意先への配慮から
 気を使ってくれているのは判りますが、偉ぶらず、寡黙で素敵なお父さん
 それが田野の印象です。

 そんな菅原さんが、20回目のパリダカで歓喜のゴールを果たし、本当の美酒に
 酔う姿を見たいな…と思うようになりました。菅原さんにとっては20年もの間、
 ロマンを求め続けたアフリカの大地…。今の田野と同じ年代から挑戦を始め、
 不安や孤独、限界との戦いの果てに見た数々の夜明け、そして栄光のゴール…
 それに携わった多くの人々…。
 そんな菅原さんの「パリダカ応援歌」を作りたいな!
 そんな思いつきが、ひょんな事から実現する運びとなり、
 「TEAM SUGAWARAパリ・ダカールラリー 応援歌♪」を田野が作って歌い、
 提供させていただく事になりました。魂の一曲を我々の手で…
 皆さんも応援して下さいネ!


 「TEAM SUGAWARA」ホームページ → http://www.j-r-m.co.jp/