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八ヶ岳の話−11

番外LIVE 編




 「PAなし、リハなし、チャーヂなしでストリート風にLIVE演ろう!」
 03年8月12日。パームスプリングで突発LIVEを行った。ROKU岩切さんのお誘いだ。

 高原の繁忙期である夏、パームがLIVEを企画する事は難しい。
 だからいつも夏には、皆が集まってギターを抱えて飲む日をどこかで作ってくれる。
 でも今年は、直前に名古屋での大きなイベントLIVEが台風の為に当日急遽中止となり、
 どこか燻った思いを引きずっての八ヶ岳入り。その辺を察してくれての事?嬉しかった。
 リハも3日空けてしまうとただの人?露出してしまっていいもんか少々迷いましたが、
 「ノーチャーヂの分こっちも楽しもう!」と決行。という事で、旅日記兼番外LIVE後期を少々。

  ♪突然だったのに沢山のお客さんが来てくれました。居合せた観光さんも少々。
   さすがに今日は1ステージ構成。時間も九時を過ぎてからのスタートです。
   「ブルース色の雨に濡れてる」でスタート。「CANVAS TOP」で加速。

 今年は免許を取ったAが、運転の集中特訓を兼ねて久しぶり同行。後ろで見ている。
 彼は今、大学でJazzギターをやっている。彼が田野のLIVEを聴くのも本当に久しぶりだ。
 しかし交代運転手がいてくれると、こうも楽なもんか?助かる助かる!ドライブ快調!

  ♪「Dear Mermaid」少し落ち着いてくる。この時期、高原で歌うこの曲も新鮮だ。
   「郡上恋歌」オカリナが生音LIVEには映える。綺麗な水の町の風景が浮かぶ。
   ちょうど今ごろ郡上踊りが始まっている頃だ。山が豊かだと川が美しい。

 湧水が多い八ヶ岳に来ると、田野は夕方は毎日とある渓流に出向く。
 誰もいない山間のポイントは、ちょっと秘密にしておきたい大好きな場所。
 今年も色もシルエットも鮮やかなイワナやアマゴが結構釣れて、夕食を彩ってくれた。

  ♪「十二単」「瞳を閉じて過去を撃て」 静と動が交錯する。

 今回は、原村のもみの湯、茅野の縄文の湯、富士見高原の鹿ノ湯と巡った温泉。
 毎日違った温泉に入るってのも楽しいもんです。今年は寒い日もあったから尚更だ。
 瓶のコーヒー牛乳を売ってるのが嬉しい。腰に手を当て、足を少し開いて小指を立て、
 鏡に自分の姿を写しながら、正しくこれを飲む。Sと並んで撮った写真は笑えた。

  ♪佳境のステージは「満月の夜」そして「君がいた海」へ。
   いずれもROKUさんとは初めての曲。前夜、どんな曲かをチョコっとさらっただけだ。
   でも割といけた。LIVEはリハーサルは無論重要だが、それ以外にもっと大切な事がある。

 今回の滞在中に食べた美味しい物ベスト3!
 3位 パームのドリア 2位 いせ藤の揚げ餅おろし蕎麦 1位 花いずみのほうとう鍋!
 ちなみに4位は・・・やんべミートライスぅ!!!

  ♪最後は「約束」 大合唱がやはり嬉しい。言いも知れぬ感動が体を貫く。
   なんとかLIVEプログラムは終了。拍手が嬉しい。生音もいいもんだ!

 今、リメークされて再び「高原へいらっしゃい」が連ドラ放送されている。
 どうしても以前の印象が強くて、今のものがそう面白いとは思えぬが、見てしまう。
 久し振りに八ヶ岳高原ヒュッテを訪れた。やはりすごい人だ。お茶とケーキを嗜んだ。
 Aが生まれたばかりの頃、連れて来た事があった。懐かしい。そしてそのAは今・・・でかい。

  ♪アンコールは何をやったか定かではない。「綺麗事のマジシャン」「四万十川」「京都・紅」
   そして再び「CANVAS TOP」をやったと思う。その後、怒涛の打ち上げに突入した。

 高原には牧場がよく似合う。清泉寮の隠れ草原や八ヶ岳中央農場では天気にも恵まれ、
 Sと思いっきりフリスビーした。気持ちいいのだこれが!滝沢牧場にも初めて行ってみた。
 アイスクリームを作る工程が見学出来て、Sは目を皿のようにして見入ってる。モチロン食べた。

  ♪打ち上げも午前0時を過ぎた頃、セッションが始まる。ROKUさんとAがセッション。巧い。
   初めて親子セッションをやってみる。「TOKYO CITY LIGHTS」「オブラート」 巧いわ。
   至福の夜が流れていった。もちろんネグラは遠かったが・・・

 今年も八ヶ岳での大人の夏休みが終わり、渋滞の中央道をAと交代で運転しながら帰京。
 東京は大雨で寒い。ちょっと寂しく、切ない気分。美しい村での一週間はいつも一瞬だ。
 でもまた近々来るさ!大好きな八ヶ岳にね!

                                               おしまい